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第一章 電話

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それはWalker夫妻が結婚1周年を記念して行った一週間にわたる船旅から2ヵ月

あとのことだった。

ローリー・ウォーカーは、産婦人科医院の看護婦からの電話を受け、息をのんで

その事務的な言葉に聞き入ったあと受話器をおいた。彼女の窓際の机から、

ウオール街を呆然と見渡しながら、ローリーの心はすっかり錯乱していた。

愛する夫と航海に出かける前を天国とするなら、事態はすっかり正反対となり、

彼女が今いるのはいわば地獄の入口だった。

彼女の心臓は重く脈打っていた。


船旅はなにもかも素晴らしかった。おいしい夕食を共にしたあと、公海上に出

てからはさまざまなエンターテインメントが始まった。船旅の準備に疲れきった

上、自宅からドックまで長距離を進む旅した彼らは疲れ切り、2人は結婚1周年

の前日を愛し合うどころか、お互いの腕を枕にして寝りにつこうとしていた。

眠りこむ直前にローリーはにっこり笑いながら考えた・・

明日は結婚一周年のおめでたい日ーここでジョンの赤ちゃんを授かればもう

最高!」

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そして今、、産婦人科クリニックの看護婦は彼女に2日前のテストの結果を伝え

たのだ。ローリーは妊娠の事実に震えた。

(ああ、赤ちゃんは間違いなく、最初の結婚記念日当日に周遊船の航海中に授かっ

たのだわ・・ただし夫の子ではない・・・・・)

第2章 ジョギング


乗船当日、引き締まった体を黒いワンピースで包み、腰にはピンクのアクセント

黒いハイヒールを鳴らしてさっそうとデッキに上ってきたローリーを迎えたのは、乗

務員たちのオオッという感嘆の声だった。ローリーは男性たちの視線を痛いほど感じ

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ていたが、その中に、股間を固くした男の邪悪な視線がまざっていたことなど、思いも

よらなかった。船床は綺麗に掃除してあり、障害物も少なかったので、ローリーは近く

にいる乗務員にジョギングする客がいるかどうか確認した。

「もちろん、たくさんいらっしゃいますよ」

朝のジョギングを日課としていたローリーはありがとう、と乗務員にほほ笑んだ。

朝早く ― 太陽が昇っていたので、ジョンをベッドに置き去りにして彼女はデッキを

走ってみることに決めた ―

「せっかくだから少し冒険してみようかな」

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ローリーは普段は身につけないようなセクシーなジョギングウエアーを選んだ。

第3章 カウントダウン 

いつものようにイヤホンで音楽を聴きながら、ローリーは夫をベッドに寝かせた

まま部屋を飛び出した。しかしその姿は、耳にイヤホンをつけているところまで

しっかりとオマールに監視されていたのだった。あれなら多少の音をたてて近ず

いてもこちらの気配を悟られることはないだろうと、オマールはほくそ笑んだ。

「慎重は5フィート3インチ、退場は110ポンドというところか。。多少の違いは

あるかもしれないが、245ポンドの俺様とは比べ物にならないな。多少あばれても

力ずくでおさえこめる。オマールの頭はレイプに向けてフル回転しはじめた。

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「それにしてもセクシーだぜ、よくあんな格好でジョギングしてよく事件がおこら

ないもんだ。ウォール街の男どもはみんな腰ぬけってことかい?」

オマールは股間がうずくのに耐えながら、注意深くローリーの後を追うとともに

乗客簿をめくって、客室状況を確認した。そして、本来ローリー・ウォーカー夫妻

が止まっているその客室の真向かいにおあつらえ向きの空室を発見したのだ。彼は

どの船室にも入れるマスターキーをもっていたので、部屋は自由に選ぶことが

できた。

「1マイル走るっていってたな、じゃあもう動く必要はないだろう」

間もなく、軽快な足音とともにローリーが姿を見せた。腕時計をみた彼女は徐々

にスピードを落として備え付けのベンチに腰を下ろした。ちょうど朝日が顔を出

したところだった。眼を閉じて肢を組み、ベンチの背に伸ばした

手指の先に、婚約記念のダイアモンドの指輪がきらきらと輝いてみえた。

「ふん、すぐに俺様のモノにしてやるぜ!しかしなんてセクシーなんだ・・今すぐ

抱いてってオーラを出しているぜ・」

オマールが敏感に感じのも無理はなかった。

「昼まで寝ているなんて許さないわ・・今日のためにピルも中断して準備万端

整っているんだから。夜は夜でいろんな催し物やお付き合いで忙しそうだから、

朝食をカットして2人で励まなくちゃ・・」

第四章 捕われた新妻

すぐにシャワーを浴びて、とっておきのピンクのドレスに着替え、ベッドにもぐりこむの・・

それから先は・・私も思う存分楽しむの・・・)



ベンチから立ち上がったローリーはそろそろ人々が目覚めた気配に気が付き、客室に近

ずいていった。部屋の前で、ポーチから鍵をだそうとしたその瞬間、白い華奢なローリ

ーの手を黒い腕がつかんだ。ハッとする間もなく、後ろから猛烈な圧迫感を感じて、

キャプチャ


悲鳴をあげようとしたローリーの口は、やはり大きな手でふさがれたのだ。ローリはそ

れから彼女の客室のちょうど向かいにある、二等船客の暗い内部キャビンに引きずり

戻されているのに気づいた。

 キャビンのドアがバタンと占められて、部屋の中は再び真っ暗になった。ローリは

後ずさって、ベッド・フレームでつまずき、そして、その上に倒れた。 口を覆ってい

る手が放されたのでローリーは大声で叫んだが、彼女を連れ込んだ男はなんの反応も

見せなかった。

「いくらでも叫ぶといい。ここは防音完備の部屋なんだ」

(なんてことなの、夫がすぐそばにいるというのに!)

ローリーが思わず声をひそめた時、大きな手が彼女の腰に伸び、彼女のジョギング

パンツを、

その下のパンティごと押し下げた。襲撃者を蹴ろうとして、空中に上げた彼女の足

はがっちりとつかまれ、スニーカとソックスも足から剥がされた。再び気密キャビン

にはローリーの悲鳴があふれてたが、それはオマールにとっては耳に快い調べにすぎ

なかった。男の節くれだった手により、ローリーの両手は頭より上に固定された。

もう一方の手が、ジョギング・トップに伸び、下からフロントトップのブラのつなぎ

目をつかむと、驚くべき力でそれを引きちぎり、ジョギング・トップを持ち上げて美

しい胸をむき出しにした

「ああ、だめよ………………….だめ……………………あねがいだから」

ローリは節くれだった掌を胸に感じて啜り泣いた。

「だめよ、お願いだから・・」

その声を無視して乳房は乱暴に揉みしだかれた。

さらに男は乳首を口に頬張り、涎を垂らし、ついにはそれに歯をたてたのだった。

第5章 蹂躙また蹂躙

次は何をしてくるか、それはもはや明らかだった。的を絞らせないように絶え間

なく脚を動かし、すこしても隙があれば股間を蹴り上げようとするローリーのは

かない抵抗をあざ笑うかのようにオマールは女の脚の間に腰を入れ、彼の直立し

た男根で、柔らかい内股を軽くこすりあげた。女の乳首が彼女の理性とは関係なく

感じて堅くなってきたことを、オマールは知っていた

(なんてはしたない、私の心のどこかに、この肉塊でめちゃくちゃにされること

を今か今かと待っているもう一人の私がいるなんて・・)

― そしてこの教養ある上品な若妻が、自分のそうした無意識の反応を恥ずかしく

責めているということもオマールにはわかっていた。

「それじゃそろそろ行くかな。締りのいい口でうんと頬ばるがいいぜ」

「ううっ」

オマールは亀頭で軽く城門を突き抜けた。しかし、百選練磨の黒い怪物は狡

猾にもそこで動きを止めたのだった

(ほほう、このお嬢さんはまだ降参しないのか)

(このまま辱めを受けるくらいなら死んだ方がましだわ)

(なるほど、あんたは、なにがあっても毎週末には教会に行くのが当然と考えて

いる骨の髄まで保守的な中産階級の出身ってわけだ)。

実際、連続強姦魔の新聞記事やニュース報道をみたローリーは、もちろん恐ろ

しい黒人男性を非難する一方、

「私ならそんな辱めを受けたら生きながらえようなんて思わないわ。」

と、辱めを受けた同性に対しても同情と軽蔑の入り混じった複雑な思いをいだい

ていた。だから最後の最後まで自身をこの威圧的な襲撃者から救おうとローリは

身体をそらせたりねじらせたり絶望的な戦いを続けたのだった。しかし、彼の持

ち物は特別で、ガッチリと食い込んでびくともしない。

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(信じられない・・赤ん坊の腕より太いんじゃないの?)

「オ、お願いよ、ダメ、そんなこと・・神様がお許しにならないわ・・お願い、

やめて」

ローリはすすり泣いた。どんなに抵抗してもコックははずれるどころかますます

硬さを増し、むしろ身体の中に余計に食い込んでいったのだった。

オマールにとって、このブロンド美女の柔らかい滑らかな皮膚とその反応は想像以

上だった。しかも20フィートも離れていないところで、彼女の夫は、最愛の妻の

危機のさ中にまどろんでいるのだ・・これ以上の状況は考えられなかった。

 ローリーには、この暴漢の持ち物が夫とかけ離れたレベルにあることを思い知

らされていた。

「お願い、やめて、い、痛いわ。無理よ、壊れちゃうわ・・だめよ、こわれちゃう

うううう」

第6章 迸る樹液

そろそろころ合いだとオマールは思った。

「さあ、可愛い子ちゃん、そろそろアフリカの黒い肉塊をごちそうしてやるぜ」

期待どおり、ローリーの抵抗が激しくなった。

「そうだ、そうこなくっちゃ・・・ぞっとするだろ?もっと抵抗するんだ・・そう

じゃないといまにアンタの腹は風船みたいに膨らんじまうぜ・・俺さまの黒い胤

を孕んでな」

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耳元でささやくと、オマールはスピードをあげ、睾丸を柔らかく白い腹に激しく打ち

付けた。もはや女の声はきれぎれだった。

「お、お、おねがい、や、や、やめて~~」

だが黒いドラゴンはついに白濁液をまき散らした。溢れた液は股間を濡らし、腰の

下に敷いたジョギングパンツは使い物にならなくなった。こんなに絞りだしたのは

初めてだぜ・・俺さまのイチモツが一発でこんなに縮みこむなんて・・・

オマールは驚いた。しかしその結果真に汚れたのはローリーの身体だった。もはや

夫の顔を正視できない・・・彼女の啜り泣きはさらに強くなった。悲嘆にくれた

若妻の姿がその声が奇跡をおこした・・オマールの股間は再び蘇ったのだった。

第6章 汚された人妻

このひどい交合から生じるかもしれない、潜在的に恐ろしい結果に気付いた

ローリーの錯乱は、一層オマールを喜ばせた。 強姦者が自分を妊娠させたかも

しれないとと悟った女はすすり泣きながら言った

「お願い ― いっそのことこのまま殺して、殺して頂戴!もう生きていたくないわ!」

それは本心だった。この上なき辱めを受け、ローリーはすぐにでも死んでしまいた

かった。ついにローリーは屈辱の余り言葉を失い、方もない震えに襲われ、啜り泣

きはじめた。ついにオマールの股間はほぼ完全に復活した。そしてベッドの上に力

なく仰向けになっているローリーをひっくり返し、腰を持ち上げると、背部から黒

い巨根を突き立てたのである。

「さあ、腰を揺さぶってみな・・こんな格好でできるなんて、想像もつかなかった

ろう」

すでに白濁液で満ち溢れたいた膣管は間もなく更なる迸りを受け、みじめなほど淫

らな姿を見せたのだった。わずかにのこされていた期待ー妊娠しないかもしれないー

は完全に吹き飛んだ。

しかし強姦者はさらに彼女を圧倒するための手段に出た。髪の毛をつかんで、ベッ

ドの上にひざ立ちを強制されたローリーは男のいうがままに、コックを手で擦りあげ、

くるみ大の睾丸を撫ぜ自分自身を汚したそのコックを再びそそり立たせ、さらに口で

奉仕することを強いられたのだった。夫にすらしたことのないみだらな行為を見も知

らぬ男ーそれも黒人の化け物並みのコックに行うとは・・・しかも強姦魔が汚したの

は口だけではなかったのだ

「おおっ、おおっ」は、男は叫び声をあげると、彼女の口に熱いぬるぬるしたザーメ

ンを噴出させた。女が、のどに浴びせられた樹液により猛烈な嘔吐感に苦しむのを確

認してから男は突然腰をひいてコックを引き抜いた。強い筋骨たくましい手は髪の毛

をしっかりつかみローリーが頭を動かすことを許さなかった。その上で、レイピスト

は残りの欲情を顔に吐き出したのだった。額も眼も鼻梁もぬるぬるしたザーメンまみ

れとなり、唇やあごまで白濁液が滴った。

第7章 シャワーは2度

男はさっさと着替えると、出ていくために扉を開けた。一瞬強烈な明りに眼の眩んだ

ローリーだったが、扉の向こうに自分たちの船室があることに気がついてぞっとした。

「なかなか個性的な化粧だな・・だがそれじゃちょっと人前に立てないな」

男は去り際に、明りのスィッチをおしてから出て行った。みすぼらしいがバス

ルームが浮かび上がった

「こんなに相手のことを考えるレイプ犯はいないぜ、せいぜい綺麗に磨き上げてから

旦那のところに帰るんだな。」

キャプチャ


ローリーはやっとの思いでたちあがり、バスルームの冷たいタイルに震えあがった。

「ピシャ、ピシャ、ピシャ」歩くたびに音がするのに気がついたローリーが下をむ

くと、足元はヌルヌルした液体にあふれており、それは自分の太股から腿、そして

脛をたどって流れ落ちた男の精だった。股間の溝はもはや狭い元の形をとどめず、

ぽっかり空いた穴だった。振り向いた彼女の眼に見るもおそましい現在の姿が飛

び込んできた。彼女が今までに最大の叫び声をあげたことはいうまでもない。身

体の表面に熱いシャワーを浴びて汚れを洗い流したローリーだったが、バスルー

ムから出ようとした時に、迂闊にも足元の精液のたまりに滑って腰からタイルに

落ち、もう一度シャワーをあびる羽目になった。ベッド脇にもどって衣服を探し

たローリーだがあるはずのパンティもブラも見当たらなかった。ローリーはあら

ためて大声で泣きたかったがもはや声も出なかった。素肌にジョギングスーツを

じかに身につけ、ふらふらと出てきたローリーの姿を、オマールはそっと見つめ

ていた。ローリーが船の端に立ち、放心したように青い海を眺めているのを見た

オマールは、身投げをしそうな風情をみて、通りかかった女性従業員に、船酔い

で苦しんでいる乗船客がいると教えた。オマールの読みは正しかった。くだんの

女性が近寄っていき「御気分は大丈夫ですか」と尋ねなければすべてが終わって

いただろう。ようやく少し理性をとりもどしたローリーの脳裏には愛する夫の

ことが浮かんだ。女性従業員に売店の場所を聴いたローリーは膣洗浄に必要な

道具や薬品を買うために、売店に直行したのだった。

「確かに売店に行けば欲しがっているものは手に入るぜ。でも俺が精を注ぎ込ん

だのは奥の奥だ・・・それに小一時間もたっている・・何もかも手おくれなんだ

よ。まああとは神様にでもすがるんだな。」

第8章 空しい後始末

(ジョギングスーツの下は素っ裸だっていうのに、よくも平然としていられるな」

男はにやにやしながらその光景を眺め、自分のパンツの中で勝手に暴走したコック

が制服の股に詰め込んだレースのブラとパンティをピクピクと持ち上げるままにし

ていた。

 敏感な乳首をざらざらする俺の舌で散々なめまわし、歯型がつくくらい噛んでやっ

たんだぜ。ジョギングスーツで擦られればさぞかし痛いだろうに・・

 実際、ジョギング・トップの荒い素材は、容赦なくローリーの乳首を擦りあげるので、

涙をこらえるのがやっとだった。自分の船室に戻り、シャワーを浴びながらそっと乳首

を撫でて、後に残る歯型を確認し、節くれだった太い指で弄ばれた結果、ピンクの蕾に

うっ血して黒ずんだ部分が広がっていることを知った。

 あんなにシャワーで流したつもりだったのに、ジョギングパンツを取ると、陰唇か

らは大量の白濁液が流れ出た。ローリーは膣口から汚辱の液体を吸い取らせるために

バスルームの洗面タオルは使い切ってしまった。

(あの時、女性従業員が声をかけなければ、私は身を投げていたのに・・・)

ローリーは膣洗浄液を2本購入し、船室にもどりバスルームにこもってただちに使用

した。

(レイプされたんだわ・・よりによって結婚一周年の記念すべき航海の間に、それも

名前も知らない黒人強姦魔に!)

(もし、妊娠したら・・・方法はひとつよね。中絶しかないわ。でももし今回偶然

妊娠が避けられたとしたら?この航海の間、夫の愛を受けてその結果妊娠したとした

ら私は夫の子を中絶することになる・・・そんなことはできないわ)

(最悪の事態を防ぐためには・・夫の愛を受けても妊娠してはいけないってこと?

夫の子供が欲しくないの?夫よりもあの黒い悪魔の子を授かりたいってこと?私って

どうしたのかしら?疲れているのよね)

ローリーは頭をかかえて座り込んだ。確かに、確かにこんな傷だらけの姿を夫にみせ

たくない・・特にこのみじめな股間はだれにもみせられないわ・・・

そのしばらく前・・

ローリーが買い物袋を下げ、意気消沈して一等船客室に入るのを確認すると、オマ

ールは食堂に用意されたウォーカー夫妻の予約席テーブルの中央の花束の上に赤い

字で「第一日目」と書いたカードを挿したのだった

第9章 

 残りの一週間~ひたすら船室にこもって子作りセックスの励むというローリー

の計画は方向転換を余儀なくされた。レイプ犯がこの船にいることは間違いない

ので、最初は怯えていたローリーだったが、どうやら男は影をひそめたようで、

その後同様な事件の話はなかった。

とにかく隙を見せず、片時も夫のそばを離れようとしようと努めているローリー

の姿は大方の乗客にはほほえましく映ったかもしれないが、ただ一人それを冷や

やかに見ている男がいることは間違いなかった。

 乗客のために毎晩行われる催し物に夫がすっかり心を奪われてはしゃいでいる

のをみてもそれをたしなめるどころか、けしかけて自分も参加したいと興奮して

いるふりをしてセックスはあどでもできると口にする変容ぶりに、我ながらあき

れるローリーであった。航海の最後の晩は月もでておらず、夫を惑わすような催し

物もなく、夫を拒む理由も見いだせなかった。乳首の傷は完全に癒えてはおらず、

夫がぎこちなくそれを吸うとき、ローり-は歯を食いしばって痛みに耐えなければ

成らなかった。目いっぱい広げられた女陰はもとのサイズまで縮小し、夫の小さな

コックを受け入れるには十分回復していた。そして、ローリーは受け入れた。精一

杯の演技をし、感想を尋ねられて最高と答えた女は、寝息きをたてる夫に背をみせて

涙を流した。

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「ごめんなさい・・でももうあなたでは満足できそうにないわ」

10章 終わり、それとも始まり?

婚記念日から3か月後ーローリーは自宅から100マイル離れたホテルの部屋一室に

一人で座り込んでいた。

彼女は3日間の出張にでかけなくてはならないと自宅をあとにしたのだったが、本来

の商用は最初の日に済んでしまった。残り2日ーその第一日は妊娠を診断した婦人科

医を指名して、黒い強姦者により植えつけられた子を中絶してもらい、最後の一日で

体調を整え、愛する夫のもとへ帰る、というのが彼女の計画だった。

 この数か月というもの、ローリは仕事に没頭しあの恐ろしい悪夢を心の中から追い

出そうと努めた。来るべき女の徴~生理出血はおとずれなかった。あの産婦人科医師

のいう通りだわ、とローリーは覚悟した。夫に商用で出かけると告げたのはまんざら

すべてが嘘というわけではなかったが、一日で用が足りるのに3日かかるといったのは

明らかに嘘だった。

『たとえレイプされてできた子であっても中絶は許されない!』

保守的な家庭で育ったローリーにとってこの命題は絶対だった。しかし現実的な危機

に際して、結局この教えを放棄せざるを得なかった・・つらい決断だった。クリニック

ではすべてが極めて事務的で、ローリーはそれほどの葛藤を抱かなくて済んだが、まだ

生徒といった方がよい年齢の女性とすれ違った時にはショックを受けた。

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 それはともかく、自分の腹から望まぬ子を中絶した今となっては、もはや自分の身体

の中であの卑劣なレイプ犯の胤が大きくなっていくという耐えられない思いから解放さ

れる。商用旅行と嘘をついて行ってきた産夫人科医への受診も終わるのだという思いが

彼女をほっとさせた。

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 これで一段落よ、ちょっと寄り道しただけ・・あの忌まわしい出来事が起る前の人生

に帰るのだわ、とローリーは考えた。しかし彼女は自分を強姦した男が船の内部のキャ

ビンで行ったあのスリルを忘れなかったおらず、ただ、ローリー自身が自分自身で後

始末をするための時間的猶予を与えているだけだとはつゆ思わなかった。

第11章 色より金

美しい白人妻をレイプしたあと、犯人であるオマール・シャロンが考えた

のは、

「近い将来、船がローリーの自宅の近くに停泊することがあるなら、もうい

ちどあの思いを味あわせてやる」

だった。(あの時の写真を公表するといって脅かせば何でもするだろう。

どうせ中絶したに違いないから俺の胤を返せこの人殺し、とか保守的な白人

女の弱いところをついて精神的にいたぶってやれば、一緒に豪華なホテルの

スイートルームで夜を過ごす費用なんて簡単に出すはずだ)

しかし3カ月だった今、オマールはさらにより良いアイデアを考えついたの

だった

「最初の1時間は俺の相手をしてもらう。そのあとはひと財産作るのに協力

してもらおうじゃないか・・・・!’」

船員は、国籍もまちまちだがほとんどが男~女に飢えた連中だ。ローリー・

ウォーカー夫人のような白人女性を相手にできるなら、みんなのってくるさ。

あの美人が黒いドレスをまとってピンクのベルトをして乗船してきたときの

写真をカメラマンから手に入れてコピーして、みんなに売るんだ。」

「まず時間を割りつける・・5人ずつで20分だ・・50ドルで手こきか彼女の

色っぽい足を撫でまわせ、150ドル出したやつは、口か、前か後ろの穴にぶち

こめるとすれば・・そうだな、最初は50ドルが4人、150ドルだすのが1人か・・

たまらなくなって俺にもやらせろと言いだすのが2人で、それぞれ150ドル

追加・・20分おきに650ドルだぜ!!

大もうけだ!!あれから3カ月か・・・オーメンはデジタルカメラを取り出す

と、そこに映っている画像を眺めながら最初にローリーをモノにしたときの

興奮を思い出して股間を固くしていた。「ええと、計算の続きだ・・1時間に

つき15人の女好き野郎を相手にする・・まあ一日10時間がやっとだろう。

一日150人以上だって!!答えられない。俺一人相手にしただけで身投げを

しようとしたんだ・・今度はどうするかな、あの女・・・」

第12章 黒いメール

記念航海の4ヵ月後 ― オフィスでコンピュータ画面を眺めていたローリーは、

電子メールの中に奇妙で不吉なメッセージを見つけ即座に、凍りついた。送

り先は「あんたの黒いレイプ犯」とあった。題名は「記念日の船旅で妊娠?」

・・もはや間違いはなさそうだった。ローリーはPCの前で姿勢を正した。

「どうしよう?この電子メールを開けるか、それとも読まないでそれを削除

するか・・・」

マウスを削除ボタンにおいたまま、胸で連打している心臓を意識しながらし

ばらく凍りついたローリーだったが、結局、カーソルを「開く」ボタンに

移動させ、それをクリックした。

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「こんちわ、ウォーカー夫人」

メールはくだけた調子で始まった。しかし読み進めていくうちにローリーは

次第に寒気が身体を貫くのを感じた。

~あんたがピンクのスカーフを巻いて黒いドレス姿で乗船した姿はとっても

セクシーだったぜ。もう一度会いたいんだ。今度も前と同じ衣装に白いヒール

で頼むぜ~

ローリーはあの男がどうやって彼女自分のメール・アドレスを知ったのか訝し

く思ったが、仕事中にオンラインで船旅を予約したことを思い出した。その下

には文章に書かれたとおりの衣装をきた自分が映っていた。乗船した直後に夫

を船室に一人にして買い物をしたときのもので、撮られた記憶は全くなかった。

その写真の下に

「金曜日にSweetportのドックに入る予定だ。ドックの前にあるモーテル

「天使の隠れ家」で午前9時に会おうじゃないか、時間厳守だぜ!角の部屋

(#105)を取っておいたからな!俺の申し出にどう答えるかこの下の写真

をみてよく考えるんだな。」

勇気をふるってローリーはメールの下にスクロールし、さらに2枚の写真が

並んでいるのを見た。初めの写真と異なり、暗い画面で、よく見ないと何が

映っているかわからない。思わずじっと画面をみつめたローリーは鳩尾に

吐き気を感じた。あの時キャビンの暗闇の中で目がくらむようなフラッシュ

を浴びせられたことを思い出したのだ。

最初の写真は自分が膝まずき ― 黒くて分厚い不潔な亀頭を頬ばってそれを

手で包んでいる姿だった。第2の写真はさらに恐ろしかった。― すでに白濁液

の2つの厚い流れで汚された顔面は、額に押し当てられた黒いコックから

噴出をするおぞましい液体でさらに汚されようとしていた。

‘ああ、いったいどうしたらいいの? 提案を無視して姿を見せないという

選択枝をとったらどうなるのかしら?そういうことが可能なのかしら?’ロー

リーは思わず立ち上がり、髪の毛をかきむしって部屋の中を歩きった。振り

返った彼女の目にはPC画面上のおぞましい写真が見えた・・・「ああ・・」

スクロールしようとあわてて近寄ったローリーに、携帯電話が入った。

無題


今日は早く帰るからという夫の電話に、しどろもどろに答えながら、夫には

真実を語ることができないとローリーは決心したのだった。

第13章 地獄への第一歩

 勤務先に休暇の申し出をし、夫には仕事があるからいつもより早くでかける

からと断って、ローリーはトレンチコートの下にパーティドレスを着て寝室を

あとにした。指定されたスウィートポートまでは相当な距離があったので、

指定時間に間に合うには法定限度ぎりぎりの高速で車を飛ばす必要があった。

運転中ずっと、ローリーは胸の高鳴りを感じ、またこれから訪れる運命に身を

震わせていた。

053101.jpg


 高速道路につながる一般道は信じられないほど荒れていた。できればそっと

車を走らせたがったが、知らない道なのでどのくらい時間がかかるかわからない

ーやむを得ずトップスピードを維持したまま走らすと車は分解してしまうので

はないかと疑われるほど激しく揺れた。目的地に近ずくと道路の荒れっぷりは

いよいよひどくなり、ガタンと車が揺れたとたん、強姦者が彼女の口で彼の

‘モノ’をまきちらした時のヌルヌルした触感とひどい臭いと味がよみがえり、

ローリーは思わず前かがみになり鳩尾に手をやった。吐き気をこらえて車を

駐車上にいれると、道路の反対側におよそ粗末で薄汚い外観には似合わない

「天使の隠れ家」という看板が見えた。105号室というプレートも遠くから明

らかだった。午前8時55分ー約束の時間まで5分の余裕があった。

今ならまだ間に合うわ。いっそここから逃げてしまおうかしら・・ローリー

は一瞬迷った。自分を船上で犯した男が、メールで暗示したように夫と上司に

あの恐ろしい写真を本当に送るか賭けてみようか・・しかしあの写真をみた人

がそれをどう思うか考えると他に方法はなかった。彼女の引き締まった頬を

涙が流れ落ちた。ドアをあけ、あたりを見回す・・この時間にはさすがに誰も

いないようだった。

第14章 再開

意を決してトレンチコートを脱ぎ後部座席におくと、ローリーは肢を震わせながら105

号室のドアまで駆け足で近ずいた。腕時計でちょうど9時なのを確認して、ドアをノッ

クした。聞き覚えのある、だが2度と聴きたくない声ーしかもあたりにひびく大声がした。

「どうぞ、ウォーカー夫人、ドアはあいたままだぜ」

おそるおそるドアをあけたローリーの目の前には大柄な黒人が肘掛け椅子の上で裸で

座っていた。しかも黒光りのするコックはすでに勃起して、固くそそり立っていた。

「時間どおりだな。そんなにここに来たかったのかい、ウォーカー夫人!」

ローリはその言葉を聞きながら、誰にもに見られたくなかったので急いでドアをしめたが、

それはある意味で男の問いを肯定する行為だった。ドアを背にしたローリーはもはや別人

だった。心臓は狂ったように脈打ち、まるで彼女を招くように揺れる男根から眼をそらす

ことができなった。

 なにも命じられたわけではないのに、ローリーは筋骨たくましい黒い腿の間で跪き、

右手を神経質に上げて男のコックをつかんだ。

「そこは左手でお願いしたいもんだな、ウォーカー夫人!」

男はダイヤモンド・リングがきらめく左手の使用を命じた。ローリーはもはや言う

なりだった。細い象牙色の指が分厚い黒い肉塊を包み、こすりあげる際に婚約指輪

がきらきらと煌めくのを、ローリーとゆすり屋はじっと見つめていた ― 分厚い黒

いコックの感触は結婚一周年の船旅の記憶をよび戻した。しかし、暗がりであいま

いだった4カ月前と違って、たった今、ローリはそれが本当にどれくらい大きくて

黒かったか、あらためて確認することができた。異様に胸を高鳴らせ思わずよだれ

が出できたローリーは、特に命じられた訳ではないのに本能的に彼女のピンクの唇

を開き、どくどくと脈打つ亀頭と赤く燃え上がるように充血した亀頭に引き寄せら

れるようにローリーは自然に口を大きく開けていた。

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