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続狙われた白衣 第2章

彼女は、大型のバンを通勤に使っていた。しかし常に
注意深く、いつも車の扉に錠を掛けていた。大抵の男
ならその用心深さをみて諦めるだろう。しかし、アイク
はいろいろな職業を転々とした時に手に入れた特殊な
レバや警官が用いるような、特殊な鍵開け工具を所有
していた。 さすがに昼間に駐車場でこれを使うことは
危険だが、幸いなことに看護師には勤務のシフトがある。
彼女が深夜勤務にシフトして、暗い駐車場から車を降
りて建物に向かう時が、格好のタイミングだった。

しかも運のいいことにアーチボルト本人の勤務場所も
変わった。緊急治療室のベッドを運び出して、部屋全
体を清掃するのだ。 ああ、彼がどんなに美しい茶色の
髪と緑の目を持つ彼女の象牙色の白い皮膚に触れる
ことを望んだか・・・しかしその第一歩として近くで彼女
を観察する機会を得たのだ. 彼は高い壁の清掃中たま
たま通りかかったその看護師の「ジュディー・ジョンソン、
R.N.」という名札を見つめた。

「へへ、ジュディー・ジョンソンさんよ、、あなたはもうすぐ
背の高い、子づくりが得意な黒人の腹の下でもがくこと
になるんだぜ!」
0820001_2016082006264876f.jpg

あまりに忙しく貪欲な男の目が白衣の
上から自分の身体を舐め回していることには気がつか
ない美貌の看護師~アーチボルトは与えられた偶然を
存分に楽しみながらは計画を練った。 女性に関する
かぎりは観察力の鋭いアーチボルトが、彼女のきらきら
輝いているダイヤモンドのリングと婚約指輪を見逃すわ
けはなかった。
2d6c107e46382300c683ae1ed515df7a.jpg

「俺の標的としてはうってつけってわけだ」
アーチボルトは邪悪な笑みを浮かべた。

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