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ホテル支配人哀歌19

尻にタラの長い髪の毛があたっていると感じたヘレンは
思わず飛び上がった。彼女は、机の引き出しが開く音に
ぼんやりと気付いてたが、それよりも大きなシャッター音
に気を取られていた。そして恥ずかしさのあまり机にしが
みつくように身体を曲げていたのでタラがアリスにパール
のネックレスをパスするのを見なかった. ヘレンはアリスが
受けとったパールを肛門に押し付けられてはじめてその
違和感に気がついたがすべては手遅れだった。
「ビンゴ」と、タラは笑いなが叫び、ヘレンはもう一度カメラ
のシャッター音が激しく連続するのを聞き、ようやく何が
おこったか悟った。
「随分手こずらせてくれたわね。でも何もかもおしまいよ。
聡明なあなたならよくおわかりでしょうけど」
「そのようですね・・」
ヘレンは抑揚のない声で返事をした

                 一応 「続く」

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