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女性警察官シンディ 第一章

長い勤務が終わって、シンディーはほっと一息ついた。
彼女は警察内で昇進するために熱心に働き、実際に順調にその地位は上がっていた。
しかし仕事熱心なあまり、パートナーとの関係はうまくいかないことも多く、上司の
一人とはセクシュアル・ハラスメントの裁判まで抱えたこともあった。
シンディーは、自分が魅力的なことを知っていた。
5フィート11インチで、40インチDカップの胸は申し分なくすばらしかった。

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彼女の細く長い脚と引き締まったウエストは署内の同僚の間でも有名だった
警察の制服を着ても、その身体的特徴は隠しようもなく、その結果、彼女が挑発的
であるという思いがけない評価を受けることもあった。それを嫌がって長いブロンド
の髪を切ると今度は求婚者がそれでは同性愛者のようだと非難される始末だった。。
 シンディーはかまわなかった。自身が同性愛者でないことを明らかであり、男性の
ため髪を整えるの時間はないと感じていたし、彼女のプライドが性の対象として扱わ
れることに我慢ができなかった。

 彼女には付き合っていた恋人がいたが、温和な彼も、シンディーが婦人警官として
あまりに長時間働くことに我慢ができなかった。セクシャルハラスメントの裁判もあり
シンディーは独身で過ごすことになった。彼女はとうとう勤務時間を昼から夜に変更
することを要求した。毎日通常の勤務を繰り返すより少し長めで夜間帯に勤務してから
に2日間のゆくりとした休みが欲しかったのだ。新しい制度ではそれが認められており
シンディーは、電話で連絡をするだけで、署に帰ることなく帰宅できるのだった。

シンディーは彼女の無線マイクロホンのボタンを押して、「勤務終了」したので2日後
に署で皆に会うだろうと陽気にコメントした。その後帰宅するためにわき道を通ろうと
パトロール・カー旋回させた時、彼女は裏通りの向こう側にいる人影に気づいた。
 彼女は注意深く見て、その者たちが駐車された自動車から何かを盗もうとする2人の
若い男性であると判断した。車外に出ながらシンディーは応援を呼ぼうかと一瞬考えたが、
まあ一人でなんとかなるだろうと、彼2人の若い男性の方へ裏通りを下って進んだ、。

 2人の男は「赤き血潮」と呼ばれるギャングのメンバーだった。
ギャングの上層部は毎晩同じ女性警察官の乗ったパトカーがこの通りを通ることに
気が付いていて、罠を仕掛けることに決めていた。
 思いがけず、その獲物が 2人のおとりの方へ歩いてくるのだ。はっきりとは見えな
かったが、路地の明かりによってできる影から 他のメンバーはそれがだれだか予想で
きた。背が高く、非常に魅力的なブロンドの婦人警官であることがわかったとき、リーダー
は彼の唇をなめた。 パトカーを運転しているのが女性警察官だということはわかっていた
が、その美醜にについてまではわからなかったのだ。
(もう少しだ、あと少しで罠は閉じておしまいだ)

シンディーは、片手にフラッシュライトを、もう片方に警官用リボルバーを構えて2人に
接近した。 彼女は、自分を警官であると名乗り、自動車から遠ざかかるように彼らに命
じてた。1人のヒスパニック、もう一人は黒人のハイティーンだった。
シンディーは、服装と肌の色から彼らがギャングらしいことに気がついたが、まわりに
仲間がいるかも知れないとは夢にも思わなかった。
シンディーは壁に手を当てて立つように命じて、無線で援助を要求するため
ポケットに手を伸ばしたが、その瞬間背後から頭部に一撃が加えられたのを
感じ、その場に意識を失って倒れた。

 計画は完全にうまくいった。

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