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ブロンド司書の転落 第5章

しかし客たちの目線は彼女の身体および彼女が言いつけに従順に持って
来ていたブラジャーに注がれており、涙などに注目しているものはいな
かった。

「せめてお名前を教えてください。」
彼女はテーブルにつくなりたずねた
「名前を知らない男性入場者に、君はなんと声をかけるのかな?、
ブリジッドはしばらく考えてから言いました
「私はこう呼びます。ミスターと」
「では今後、あなたは単に私を「ミスター」と声をかけることを許可する。」
「あなたをミスターと呼ぶ? 冗談でしょう。」
テーブルを上の封筒を彼の指でトントン叩いて、男は言った。
「冗談を言っていると思う?」
ブリジッドは「いいえ」と首を揺さぶりました。
「よろしい、君が気に入らないなら、こう呼びなさい、マスターと・・」
自分を見つめている熱い、むしろ淫らな観衆の視線を背中に感じて
困惑するブリジッドの表情を楽しみながら男は言った。
男は時計を見た
(まだ8時過ぎか。もうここでお楽しみの時間がとれそうだ。)
食事をしようと建物のレストランコーナーへブリジッドをいざなった
女性は、自分のためにステーキを注文し、ブリジッドのためにはサラダ
をオーダーした。
ウェイターが立ち去るやいなや、女性はブリジッドの耳元でささやいた
「股間を覆っている布着れを脱いで、私に渡すんだ」
不意を襲われたブリジッドはため息をついた。とにかく抗議などしても
無意味だ。彼女は立ち上がろうとした。
「立ち上がる必要はないわ。ここで脱いで渡せばいいの。」
「ここで?」
「何度も同じことを繰り返すのは好まない。そう、ここでだ。テーブル
の下で脱いで、上で渡す」
0919001.jpg

ブリジッドは注意深く客席を見回し、急いでやればなんとか可能
と判断した。 腰を浮かせて急いで脱ぎ、丸めて手渡されたパンティを、
男はわざわざ思い切り広げると、自分の飲み物の近くに置いた。テーブル
クロスの上に、赤が一段と映えてみえた。
「ああ、それだけは」
ブリジッドの声はもちろん無視された。まわりからが明瞭に見えるだけで
はなく、テーブルが通路にそった位置にあるので、通りかかる客や従業員
にも隠しようがなかった。
0919002.jpg

ウェイターには男のたくらみがよく理解できていたようだった。食事を
運んできたとき、彼はどう考えてもわざとらしくテーブルの上のグラス
を傾けて、赤いレース・パンティーに水をこぼしたのだ。
「これは失礼しました。すぐに、洗ってまいります。」
「いえ、いいんだ。もともと少し濡れていたんだから、ねえ君。」
顔を覗き込む男のしぐさに、再びブリジッドが顔を真紅に変えたのは
いうまでもない。ウェイターはブリジッドを凝視してニヤっと笑い、
立ち去っていった。

2人は静かに食事をした。ブリジッドは絶望的な状況に、泣き出さない
ようにするのが精一杯だった。ステーキのおよそ半分を食べ終わった
ころ、男はまた口を開いた。
「洗面所に入ってストッキングを脱ぎ、ここにもって来るんだ。さっきと
同じで、丸めて掌に中に隠すのは反則。使っていいのは親指と人差し指
だけ。つまんでもってきなさい。そうでないと、この場に置き去りにするよ。」

0919004.jpg

声の調子は男が真剣なことをブリジッドに知らせるのに十分だった。
立ち上がり洗面所まで歩き、そこでストッキングを脱ぐと、ブリジッド
は行ききよりも遥かに惨めな姿で帰ったのだった。観客たちの視線は情け
容赦もなく彼女の身体に突き刺さりウェイトレスは、通路ですれ違うとき
も、彼女に軽侮の視線を浴びせるだけで、避けようとともしなかった。
 しかし屈辱に耐えてようやくもどってきたブリジッドを迎えたものは机
の上の2通の封筒だけだった。
 いぶかしげに座ったブリジッドの耳元でウェイターがささやいた。
「お連れ様は先にお出になりました。ええ、もちろんお勘定はすんで
おります。また連絡するから、というのが言い付かったメッセージでござ
います。それと、あの、真に恐縮ですがお連れ様がレジにお忘れものをなさ
ったので、おついでのときにお渡しいただければ幸いです・・またのご来店
をお待ちしております。」
 慇懃無礼にウェイターが差し出したのは、真っ赤なブラと、まだ湿ったまま
のレースつきパンティだった。
0919005.jpg



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