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キャロルの過ち 第4章 女性管理者との出会い

キャロルは彼女の新しいアイデンティティを求め、全く新しい世界を探そうと

メンバールームに進出した。彼女には申し込みが殺到し、その全てに対応することは

できなかった。あまりにも直裁なインスタントメッセージは彼女の興味を引かなかった。

孤独な夜が明け、翌朝ジョギングの後にキャロルは再度同性愛者セクションのメンバー

ルームに署名して入室した。その部屋にはあまり参加者がおらず、キャロルは管理者と

メールを交換した。彼女のプロフィールを急いでチェックすると彼女もフロリダ州クリア

ウォーターにいることがわかった。プロフィールに興味を持ったキャロルはインスタント

メッセージを読んでいっそう彼女への関心と興奮を増加した。

管理者: 私はあなたが浜辺で緑のショートパンツと白いシャツを着ていたわね。掲載

された写真よりずっと素敵だわ。

キャロルはなんと返信したらいいかわからなかった。この人は実際に自分を見て、自分の

正体を知っている。今までは無害な匿名の冒険だけだった。しかし今度は違う。彼女は

怖かったが同時に今までになく興奮していた

キャロル: ありがとうございました。

彼女は他に何をいったらいいかわからなかった。

管理者: あなたは真剣に冒険がしたいの?

キャロルはまだ震えていた。事態は自宅近くで起き、その進展はあまりに早かった。

キャロル: はい。

管理者:それじゃあ 明日、あなたは、同じ場所で同じ時間にジョギングをしなさい。
 
    あなたは昨日と同じショーツと白いシャツを洗わないで着用すること。

    ブラやパンティーを穿いてはだめよ。そして帰宅したすぐ あなたのコンピュ

    ータにログオンするの。

キャロル:で、でも・・

管理者からの応答は途絶えた。

キャロルはログオフしし、今何が起こったのかを整理しようとした。相手の女性は

自分の姿を見ているが、キャロルは彼女が誰だか見当もつかない。彼女はキャロルが

盲目的に従うと予想してブラとパンティーをつけずにジョギングを命じていた。

どうして私はこんなに興奮するのかしら?何が起こったのかしら?彼女はとても強

い人みたい・・時間は刻々過ぎていったがカロルには何のアイデアも浮かばなかった。

命令に従うことができるのか?どうやって彼女は自分を認識したのか?キャロルが

命令に従えばどうなるか、あるいは命令に従わなかったならどうなるか? これら

のすべての考えや質問が、キャロルの心ばかりかその女唇まで占領したのだった。

股間は終日ずぶ濡れとなり、その晩彼女はシャワーを浴びたとき、自分の指で自分

自身を慰めてようやく心の平安を得たのだった。彼女は何年間も自慰行為などした

ことがなかった。キャロルは、眠れない一夜を過ごし、ようやくまどろんだと思っ

ても大勢の同性たちの前で裸で海辺をジョギングする夢でうなされたのだった。

翌日目が覚めたとき、キャロルはすっかり疲れ果てていた。

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