2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

キャロルの過ち 第23章 初めてのお出かけ

そして翌日・・・

 台所で座ってこれから何がおこるんだろうと考え事をしているとき、玄関の

ドアがあく音がした。声が聞こえないので一瞬不安になったキャロルの前に管理人

が現れた。

「あら、驚いた?私が鍵を預かっていることは知っているでしょう?自宅に入る

のにいちいち声なんかかけないわよね。さあ、それよりさっさと出かけましょう。

やることは山ほどあるんだから」

管理人は少し早口でまくしたてるように言った。


管理人(あるいはレディ・クール:LC)が最初に命じたのは、クローゼットから

下着類をすべて取り出し、目の前で広げてみせることだった。

「駄目、駄目、駄目よ、こんな野暮ったいのは・・全部捨てなさい!」

33675.jpg


結局引き出しはほとんど空になり、残されたのは黒い下着か、露出度の比較的

高いものだけになった。残りは床に堆く詰まれた。LCはそれらを透明なビニール

袋に入れ、ゴミ収集スペースまでもっていくようにキャロルに命じた。

sexy_panties2.jpg


「どうせもう2度と身につけることがないんだから、文句はないでしょう?」

「はい、わかりました」

キャロルはマンションの住民と途中で出くわさないようにと祈るだけだった

「車の鍵をよこしなさい」

キャロルはLCの言葉に従ったあと、おずおずとあとについてエレベーターの方

に向かった

「鍵をしめなくてよろしいのですか?ミストレス」

その瞬間、ミストレスの平手打ちがとんできた

「ドアを閉めたい時はお前にそう命令するわよ。お前は余計な口をきかず、ただ

言われた通りにしたがえてばいいの!」

キャロルは下をむいて涙を流したが、ミストレスに従った。施錠せず自宅をあとに

するのは不安だったが、あえて異を唱えなかった。2人は無言のままエレベーター

を降り、駐車場に向かった。LCが先に運転席に乗りこんだので、キャロルは、

しかたなく自家用車の助手席に乗ることになった。

「ショーツを下げて脚を高く上げて手淫なさい。イクことは許さないけれど私が

いいというまでやめては駄目よ」

LCは命じた

(これでは、追い越される時に丸見えだわ)

キャロルは喉元まででかかった言葉をぐっとのみこんで、おずおずと脚を上げた。

00001023_girl_mastubation_in_a_car.jpg


「最後にイッのはいつ?スレイブ」

「一昨日の晩ですわ、ミストレス」

「じゃあその前に本当に感じたのは?」

「正直に申し上げて覚えておりません、ミストレス。ここ何年か、本当に絶頂を感じ

 たことはないと思いますけれど・・」

キャロルは当惑しながら答えた。

「わかったわ。シカゴで不倫していた時が最後ってわけね?」」

「どうしてそんなことをご存知なんですか?誰も知らないはずなのに・・」

キャロルは思わず声をうわずらせた。

「なんでも知っている、って言わなかった?スレイブ。相手の名前はボブ、何年も

つかず離れず微妙な関係が続いたあと、いよいよというときにお前が知りごみした

のよね。彼はさぞかしがっかりしたでしょうね。」

 キャロルは無言だったが、落ち着かない様子だった。

(いったいこの女はどこでそんな情報を手にいれたのかしら?それにこれからどこ

に行くつもりなの?)

どうやら車はタンパに向かっているらしいことはわかったが、そこで何が待っている

のか、キャロルにはさっぱりわからなかった。

 不安な気持ちに苛まれながら、いや、それだからいっそう指の動きは激しさを

増し、もう少しで絶頂を迎えようとしていた。

「いやらしい顔をしているわ・・淫乱そのものよ・・・頭に思い浮かべているのは

 まさか旦那じゃないわよね・・・ボブかしら、それともフランクかしら?」

「なぜ・・なぜ・・・その名前を・・・」

「学生時代にはあんなに仲のよかったのに、身体を求められたからといって袖にする

 なんて信じられないわ・・だってお前は彼のコックをおしゃぶりしたんでしょう?」

(もう沢山!どうやってそんなことまで・・ああ、フランク・・懐かしいわ。あ、

 あの大きくてたくましいコック・・・)

 女陰が痙攣するのを感じたキャロルは指を離してしばらく待った。

「お前には女性でも男性でも見境なくセックスするように仕込むつもりだけど。当面

 は私と、私が指名する相手をだれでも満足させるのよ。まず外側からね・・・実際に

 男を相手にしなくてもいいけど、そういうことをしているに違いないと思わせるよう

 な化粧や衣服を選ぶの・・テクニックや技術はそれからで十分。実践と徹底的な

 服従で、だんだん中身も外見にふさわしく変わっていくはずよ・・」

Trackback

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Comment

プロフィール

山々田花子

Author:山々田花子
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード