2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

支配された人生 第5章

次に彼の目の前で展開したのはプリンセスディーの
名義で新しい管理者権限つきのユーザーアカウント
が入力され、こちらからは読めないパスワード入力が
開始されるという信じられない光景でした。トムはあわ
ててそれを静止しようとマウスに手をのばしましたが、
れは全く動きませんでした
「無理よ、そんなことをしようとしても・・それにここで
セッションを終了するならもう、関係は清算よ」彼女は
そう言ってきました。「わかったもうおしまいにしよう」と
トムが入力し始めた時 カーソルが勝手に画面の一番
上まで移動し、番号入力は完了してしまったのです。
オンラインの向こう側で、プリンセスは笑いをこらえな
がら彼女のアクションボタンをクリックし、[無効]リモート
入力オプションを選択したのでした。 彼のタイピングは
もはや画面上に表示すらされずマウスを動かしても
カーソルは全く動きません。
「もう少しだからおとなしくお待ち」
プリンセスは短く命じ、悠々とアカウント入力を終了し、
[スタート]ボタンとユーザーの切り替えをクリックしました。
自分のPC上に「新しいアカウントに引き継ぎました」とい
うメッセージが浮かぶのをトムは、呆然と見ていました。
数分間はなにも起こりませんでしたが、それはプリン
セスがオンラインの向こう側で必要情報を入力してい
たからでした。その後トムはカーソルの開始が再び移動
し、プリンセスが操作を再開したことを悟りました。カー
ソルはアクションボタンに移動し、スクリーンをブラック
にという項目を選択しました。
キャプチャ

突然PC画面は真っ暗に
なり、トムはオンラインの向こう側でプリンセスが何をして
いるか全くわからなくなってしまい
ました。

Trackback

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Comment

プロフィール

山々田花子

Author:山々田花子
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード