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父の実地性教育2
んで、その時は俺達2人で寂しい田舎道をドライブして
たんだ。もうすっかり暗くなって、ひとっこ一人いなかった。
突然、俺は路肩に止まっている一台の壊れた車を見つけ
た。4人の餓鬼が、その車の側に立っていた。2人の男と、
2人の女だ。そいつ等はえらく着飾っていやがった。男の
方はレンタルのタキシード、女の方はまるで本物のモデル
のようだった。一人はブルネットの髪で、もう一人はブロン
ド。2人とも着飾って、ハイヒールを履いていた。俺は瞬時
にこの状況を判断した。学校のダンスパーティーの帰りに、
ここまで車に相乗りで来たに違いない。んで、車が壊れて
夜道に立ち往生、ってところだろう。
俺は車を止めた。
「お前達、どうかしたか?」
俺はそう尋ねながら、なるべくフレンドリーに近づいていっ
た。見ると男達は16歳前後のつまらなそうな白豚の餓鬼だ。
2人とも生意気そうなツラをしてやがる。
「ええ、貴方の車に僕達を乗せてもらえませんか?」
男の一人が俺に頼み込んだ。
「車が完全に壊れちゃったんですよ」
「何だって?」
聞き返しながら、俺とアモスは2人の女の方に近づいていった。
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