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試着室 第8章 予感

私は黒いドレスを身にまとった。それが素晴らしく似合った。私はブロンドの髪

とコントラストをつけるため必ず黒い衣装をまとうことが習慣となっていた、

しかしこれは私がそう思うだけだ。

私はカーテンを開けて身を乗り出し スティーブを見て、

「赤と黒、どっちが似合うでしょう?」

とたずねた。

the-hottest-girl-in-a-short-black-dress-is-annalynne-mccord-vs-kate-bosworth.jpg


彼は歩きながら、私を見て、

「まあ、衣装というのは結局梱包の問題ですよね。私はあなたには黒が素晴ら

しくお似合いと思いますが、私は私の妻は赤を好むと思います。」

と答えた。
 
 店員がやってきたので、私は試着室からでた。彼女は、明らかに彼に更なる

買い物をさせようと付属品の見せた。ラップコートやエレガントな財布など。

この店は靴を販売していなかったが、もし販売していれば彼女が靴を薦めた

のは確実だった。


彼女が何か勘ずいていたかどうかはわからないが、どうやら彼女は商売に夢中

だった。おそらく彼女は売り上げの一定割合が給料に反映されるので必死なの

だろう。年もとっていたし少し太っているので、彼女は男性客には女性として

の魅力で勝負できないことを知っていたに違いない。しかしその一方で商品に

対する知識は豊富で、接客態度もよかった。私は彼女を困らせたわけではなく、

むしろ彼女がドレスを売却するのを助けたのだから、何かを勘ずいてもそれを

いつまでしつこく言うとは思えなかった。

 メインエリアの、3面鏡の前に立った時、私は彼女に冗談めかしていった

「あなたがこのドレスを売っていくら儲かるかしらないけど、半分は私のもの

よね。」

誰もが笑った。スティーブは

「だからもし私が何も買わないでこの店を出たら、私はお二人に殺されて

しまいますよ」

と述べた。

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