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穢された品位 第7章 のけぞる

一週間後、ダイアナからの電話はアン夫人を再び絶望のどん底に叩き
落とした。撮影にかかった費用はこちらが負担するが、実際に肌を交
えた黒人男優とマスチフ犬の分はそちらで払ってもらいたい、という
のだ。期限がせまっているので、一緒に銀行から仕送りするからこれから
迎えにいく、とダイアナは言い張った。

「着ていく服もないでしょうから、送っておいたわ・・もうすぐ届く
でしょう」

その言葉には嘘はなかったが、届けられた箱の中身を見たアン夫人は
わが眼を疑った一つは乳首クリップなのだろう。両方の乳首に装着した
ピアスにクリップをつけると、鎖が乳首の間に垂れ下がるようになって
いた。クリップも鎖も美しい装飾が施してあるが、乳房どころか乳首を
隠す役目すらまったく果たしていない。それどころかクリップで挟まれ
た乳首は硬く勃起したのだった。スカートと称するものは腰に回す一本
の鎖から前に5本、後ろには3本の短い鎖が垂れ下がっているだけ。

0005.jpg

「こ、これだけなの?これだけで衆人環視の中を銀行に行けというの?」

しかし、約束の時間まで5分もなかった。アン夫人が覚悟をして衣服を
脱ぎ、届けられた衣装を?そういう言葉がふさわしいかどうかはわから
ないが?着終わった時、玄関のチャイムが鳴った。

深呼吸をしてからアン夫人が玄関に出ると、そこにいたのは予想通り
ダイアナだった。ただ予想と違ったのはジロッとアン夫人の姿をみた
彼女が薄い薄いシースルーのドレスをさし出したことだった。

「まさか、その格好じゃ銀行二はいけないでしょう?それとも本当にそれ
ででかけるつもりだったの?」

しかしそのドレスを称するものを着ても事態はあまり変わらなかった。
膝上20cmほどの丈の短さ、お尻の割れ目まで見せそうに深くあいている
背中のスリット・・臍から下に薔薇の刺繍がしてある点が少しだけ
今よりまし、といえないこともなかった。

tipo001.jpg


「ああ、肝心なものを忘れていたわ」

ダイアナは黒いディルドを取り出すと、アン夫人に手渡し、小型のコント
ロールアイテムを使ってそれを動かしてみせた。

「ああ、そんな・・・」

あとは予想通りの展開・・窓口でアン夫人が振込みをしている最中にディ
ルドは最強ととなり、あえなくアン夫人は項をのけぞらせて絶頂を向か
えたのだった。

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