2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

あつらえた衣装

今私が身につけているのは、彼が私のために特別にあつらえたものだ
わたしは洋服店に3度脚を運んだ
最初は色の調節に
2回目は丈の調節に
再度は網目の大きさのためだ。
「よく似合っているよ・・あつらえただけのことはあるな」
彼はとても喜んでいた。
これは服といえるだろうか?
遠くから眺めればなるほど何かを身につけているようにみえる
しかし、網目があまりに広いため、乳首を隠すこともできない
そして丈は、わざわざ秘唇を剥き出しにして見せびらかそうと
したかのように短い
B0809010.jpg

 私はアンダーウェアを着ることを許されていないから、なにも
かにも丸見えだ。
「素敵な服をありがとうございます・・でも・・」
「喜んでもらえて嬉しいよ。でも、のあとの言葉をあててみようか?
『人の大勢集まるところでみんなに眺めていただかないとどんなに
素晴らしいか本当のところはわからないと思います』だろ?」
私は黙ってうなずいた。ここで顔を横にふっても結果は同じだ
どうせなら喜んでもらった方がいいもの・・・
 彼女は少しずつ『成長』していたのだった。

Trackback

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Comment

プロフィール

山々田花子

Author:山々田花子
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード