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第14章 悪夢の昼食

それから昼食時間がやってきた。 エリザベスはまずランチボックス
を開いた。覚悟はしていたもののそれは想像以上の代物で、彼女
の顔には隠しきれない嫌悪感で醜くゆがんた。
 射精直後は濁った白色ないし黄白色の粘り気のある液体であっ
たが、今はほぼ透明のさらっとした液体に変化していた。
「確か射精直後には粘り気のため女性生殖器内から精液が漏れ
出さないようなって、その後は精子の運動を助けるためにさらっと
した液体になるのよね」
どろりとしていなくてまだ幸いだったがせっかくのサンドイッチは
二目とみられないように濡れそぼりしかもひどい匂いがした。
「栗の花のような、塩素系漂白剤のような、新鮮なイカのような」
生臭いさに絶望的な吐き気がこみあげてきた。しかもほんの少し
の甘味を伴う苦味~文字通り格闘しながらエリザベスは最後の
気力を振り絞ってボックスの中の精液を最後のパンの欠片で拭っ
て口に入れ、なんとかそれを胃の中に送り込んだ。瞳から涙が
あふれてきた。

NicolaMITVREX_450x300.jpg

 ランチボックスを仕上げた後で、彼女がペットボトルのビンを開
けたとき強いにおいが彼女の鼻孔を満たした。

photo copy

それはひどく臭うリックの朝の尿でとても口にできるとは思えなか
ったが、さらなる罰を恐れ、彼女は一気に飲み干した。もちろん
帯の動画で一部始終をとるというおぞましい命令にも従った。


20150106003.jpg

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