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バンコクの奴隷商人 第7章 hanakoの場合

「日本人でももうちょっとましよね」
Tamが私の方を向いていった。その言葉は
メグをさらに傷つけたらしい。彼女は屈辱に
全身をもだえさせて抗議したところをみると
よほどショックだったのだろう。ボストン
には日本人留学生もいっぱいいるので
日本人=貧乳というイメージは同性の間でも
有名らしい。
「nihonnjinn? ああ。hanakoのことか・・・」
アジアの底辺女性の生活について体当たりの
調査をしにきた、とかいっていたTokyoの
女子学生だ。全く無警戒であんまり楽な仕事
だったのですっかり忘れていた。
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「そういえば、最近姿が見えないじゃないか、
よく舞台に出ていたのに・・
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たしかVopatもご執心だったんじゃないか?」
rbd100jp-10.jpg

 だんだん思い出してきた。同僚のタイ人
ダンサーからも軽蔑され、泣きながら踊って
いたっけ・・・
「もの珍しさが薄れれば、ただの貧乳よ、
とっくに売り払ったわ」
「たしかあの娘も女子大生だった・・」
「関係ないわ、ここではそんなこと全く関係ないわ。身体だけよ」
「今どこにいるんだ?」
「知らないわ・・きっと奥地の鉱夫相手に
 毎日汗をかいているんじゃない?」

hanakoの話題はそれで終わった。

テーマ : 官能小説・エロ小説
ジャンル : 小説・文学

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