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バンコクの奴隷商人 第14章 あばかれた妻の真実

舞台裏から、Vopatの声が響いた。「紳士諸氏よ、お待ちかねの
今夜の CandyLandの特別ショーは『新婚初夜の驚き!』と題された
一幕です。」

ステージを照らすライトを除いて明かりが消された。私はこんな
かぶりつきに座っているのを見られるのが嫌だったので、暗くなって
ほっとした。
初めは、ステージにはシーツで覆われ、レースのついた真鍮四柱式
寝台しかなかった、 その後、タキシード姿で、美しく着飾った長髪
をシルクハットの下に隠し、グリースでピンと伸ばした付け髭をつけ
て、猫のような敏捷な顔を隠したTamがステージに出ててきた。彼女
がいつものウインクをすると、聴衆から笑い声がおきた。
彼女の後ろに、ステージ権から、女性は、なだらかな白の中で外に刻み
ました。 フリルつきの長いレースの裾のある純白のウェディングドレ
スを身にまとい、ベールで顔を隠した花嫁が続いた。しかし、ベール
からわずかに見える赤毛から、それがメグであると私にはわかった。
Tamのときとは違いある激しい歓声がわいた。
そりゃ花嫁だからな。
結婚行進曲の最後の旋律が次第に静かになっていく時を見計らった
ようにTamは花嫁に接近し、ベールを上げた。 そこに現れたメグ
の顔は、Tamにも 聴衆にも驚きだった。 先程までの娼婦がましい
どぎつい化粧は姿を消し、むしろ素顔に近い薄化粧だった。 一瞬、
彼女は、私が6か月前に空港で会った少女のように見えたが、次の
瞬間、瞳の奥にひそむ恐怖や笑いに隠された、ひたすら慈悲を乞う
奴隷の心情を見て取って痛ましく感じた。
Tamは彼女を近くに引き寄せ、熱烈なキスを与え、メグもほとんど
それに答えたが、こちらは反射的で、同じくディープキスでもあまり
情熱を感じさせなかった。 Tamの手は白いドレスごしにメグを愛撫
した。 しかしレースで飾られた、ドレスの背中に手を廻したTamは、
突然花嫁の臀部に平手打ちを与えた。
「私のためにストリップをするんだ、我が妻よ」観衆は息をのんで
次の展開を待っていた。ここでこんな光景がみられるとは思わな
かった
「はい、だんな様」
メグは作り笑いをして、正面あるいは観衆の方を向き、手を背中に
廻してドレスのホックをはずし、暗い観客席にすわっている本当の
御主人さまのためにストリップを始めた。それはす速く行われ、服
が滑り落ちると直ちに長くクリーム状の脚が浮かびあがったので、
観客たちに瞬きする暇を与えなかった。彼女は 中心に関する赤い
ハートをあしらった白い絹の小さなg-ストリングを身につけており
その赤の上には「わが夫だけのために」と書かれていた。g-ストリ
ングにコーディネート されたブラは白いシルクでカップは赤く、
その中身は6ヶ月前、事務所で見た、メグの実際のモノより膨らん
でいた。

Tamは彼女の後ろに歩み、聴衆の環視の中で裸の彼女を愛撫し
始めた。
彼女は付け髭をつけた唇をメグの青白い首に這わせ、その手 を白人
少女の体の至る所で歩き回らせたのだった。 メグは目を閉じて、ある
ときはうめき、あるときは臀部を突き出し、「夫」の愛撫に協力した。
とうとうその手がメグのブラにかかった。Tamはまるで重量感を聴衆
に見せ付けるようにその膨らみを下から支えてみせたり、もんだりし
ている間、観客席から「うらやましいぞ」とか「悪くないぞ」といっ
た掛け声がかかった。メグも嬉しそうに[夫]の行為に協力し、胸を突き
出したりしていたが、その笑いにはわざとらしく不安そうな味わいが
加わった。そしてブラのフロント=ホックをはずした時、当然おこるべ
きことがおこった。
Tamのチャーリー・チャップリンばりの仕草が、会場の笑いをさそった。
小さな胸自体を突いてみたり、乳首を手につかんで引き上げでみたり、
最後にしぼんだかどうか確かめたりして、Tamは、自分が騙されたこ
とを観客に知らせ、それに激怒する演技をした。

Meganは彼女の胸をなまめかしく隠し、聴衆の共感をさそった。彼女
は私たちに脚をひろげて、あたかも「おっぱいだけがすべてではない
わよ、こっちはどう?」とでも言うように、回転してみせながら、唇を
突き出す表情をしてみせた。
聴衆の中の誰かが始めたフレーズがすぐにCandyLandのみせ全体に
ひろがった。
「微乳だ、微乳だ、微乳だよ、ホ!イ!」
フラストレーションと次にわきあがる羞恥心が、彼女の顔をルビーの
ような真っ赤に染め、観客に背を向けて、ベッドに横たわった。 私は
Tamが嫌いだが、彼女の頭のよさはみとめざるを得なかった。彼女の
白人奴隷女を恥辱に果てに追い込むキーポイントを発見したのだった。
それはメグ=ライアンの最悪の悪夢だった。毎晩3回、365日続く悪夢
彼女の一番セクシーでない部分を無教養な男たちにより、嘲笑される
のだ・・ここCandykandでは女の価値に関して育ちとか教養とかは
無意味であり、ただ、バストの大きさで決定される観衆の表決は常に
有罪だった。
Tamは、怒ったように、ステージの後ろで地団駄をふんでいた。新妻
に騙され面目を失って激怒した夫が必然的に妻に残酷な報いを与えよ
うとする、というシナリオだった。 Tamは聴衆にあらかじめ用意し
てあった竹製の懲罰具と、一対の手錠をみせた。聴衆はその使用に賛成
を叫んだ。 メグはTamの方を見上げると、彼女の唇を噛みしめる演技
で答えた。
「悪い妻には懲罰が必要だ、そうだよな?」
Tamは聴衆に賛同をもとめた

「そのとおりだあ・・・」酔っ払いの大合唱は答えた。
今懲罰を加えないともっと悪くなるんだ」
Tam は言い切った。
メグは、彼女のタイ人「夫」のにすがりつき、次に軽くつきとばされ
て「夫」の足下に転がされた。慈悲を求めてTamの靴に青白いほおを
こすりたが、夫であるTamは彼女の赤毛をつかみ残酷に上に引っぱり
上げ、手首、足首に光る手錠を装着した。そしてメグはベッドフレー
ムに脚を広げ、尻を突き出す格好で立ったまま固定させられた。胸が
小さいことはもう関係なく、その場にいる男性はみな その位置で彼女
を「試す」ことを望んでいたと思う。私自身のコックも固くなっていた。
Tamはしなやかな竹の小枝を振り回した。
「自分の夫をこんなやり方で騙すなんてなんて悪いやつだ。罰として
鞭30発をお見舞いしてやる。お前の胸が小さいことに10発、娼婦
のように夫をだましたことで20発」聴衆はどよめいて合意を示し、
Tamはうなずいた。 最初の5発は予期された通り涙をもたらした、
しかしその後に、空気を裂いて気味悪く高い音をたてる竹の鞭は、
メグを地獄の苦痛へ推進した。メグは悲鳴を上げ中止を請い、そして
のけぞった。そしてすでに赤くなった臀部にさらに鞭が追加される
たびに長い足を動かしてみせるダンスーそのすべてが、聴衆を喜ば
せた。竹のよくしなう性質は、むごい鞭跡を残すことなく、痛みを
もたらすので、この種のショーには申し分なかった。 そしてTam
はその使い方に習熟していた。30回が終わり、群衆は静まりかえ
った。またメグはまだ涙の跡が乾かない顔を見上げてTamをみた。

テーマ : 官能小説・エロ小説
ジャンル : 小説・文学

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