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キャロルの過ち 第1章 孤独の始まり1

キャロル=カーソン夫人は41歳。長年専業主婦としてシカゴ郊外で2人の子供

を育ててきた。学生結婚した彼女の夫デイブは現在ニューヨーク市に拠点を置く

多国籍企業で働いている。娘ヘザーは22歳で独身。大学を卒業したあとロースクール

に通いながらテキサス州ダラスで法律事務所補助員として働いている。息子

ザックは21歳、彼が大学卒業後、ワシントン州シアトルでコンピュータ会社に

採用されたことで、家族の別離は決定的となった。そしてキャロルとデーブにも

住み慣れたシカゴを離れる日がやってきた。デイブの昇進、そしてタンパへの

移動が決まったのだ。彼女はすでに自分の子供たちと離れ、最も親しかった友人

との別れも経験していたので夫の移動に際しても取り乱したりはせず、夫の移動を

承認したのだった。、


彼らはクリアウォータービーチに3つの寝室のついたのコンドミニアムを購入した。

夫婦2人で住むにはあまりにも広く高価な買い物だったが、夫デーブは自分の移動に

ついて妻に負い目を感じていたのでこの余計な出費に合意したのだった。

キャロルは、新居を整備し、家具の準備をするので最後の8ヶ月間はとても忙し

かった。メキシコ湾の眺めは素晴らしく、彼女はその準備を存分に楽しんだ。

キャロルは自身を美しく保つのにとても熱心に運動を続けていた。ビーチでは

毎朝ジョギングをし、午後はコンドミニアムのウエイトルーム内で運動をした。

彼女の体は、鍛錬の成果で見事なプロポーションを保っていた。身長5。5フィート

体重は110ポンド。そしてスリーサイズは、36C - 23 - 35。肩の長さまでの金髪を

ファッショナブルに整え、少なくとも実年齢より10歳以上若く見えることがキャロル

の自慢だった。そしていつまでもその状態を保っておきたいと考えていたのだった

デイブが多忙で夜も新居の整備に没頭できたのは幸いだった。

キャロルはまだコンドミニアムでの生活に慣れていなかったし、そこに呼ぶ友人

もいいなかった。彼女の家族は全米中に離れて住んでおり、相談できるのは夫の

デーブだけだった。


数週間後、仕事場にいるデイブから電話があり、上司と本社重役と食事に招待されて

いるから車で午後5時30分に迎えにいく、といきなり言われたのでキャロルは驚いた。

デーブの声が弾んでいるので、どうやらいい話があるらしい、ということはわかった

が、どんなところでどんな食事をするのか予定を聞いてもデーブ自身にもよくわから

ないようだった。とりあえず同意して受話器を置いたが、わからないことが多すぎて

キャロルは不安だった。

とりあえずクローゼットの前で悩んだ末、彼女は無難に定番の服装にしようと決め、

裾丈がひざより少し上で、背中が大きく開いていない、胸もぴったりとした上品な

ピンクのドレスと、3インチのハイヒールを選んだ。この衣装なら大丈夫、と彼女は自信を

持っていた。時間はまだ十分にあったので彼女は服を脱いでゆっくりと風呂に入った。

3478283.jpg



バスタブの正面にある大形の鏡に全身を映したキャロルは

「42歳にしては悪くないわ」と

自画自賛した。2人の子供を出産しても、胸は手術のあともなく美しい形を保っていた。

彼女の乳首は銀貨大で腹部と大腿は毎日の運動のおかげで引き締まっていた。あわ立つ

熱い湯に身を沈めながら、まだキャロルはどんな夕食で、どんな話が出るのか不安だった。

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