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キャロルの過ち 第21章 裸の貴婦人

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キャロルは、自宅の居間でたった一人裸のまま跪いているという信じられない状況に

にもかかわらず、奇妙な妙開放感を感じてはいた。しかし少し冷静に考えれば、ます

ます事態が悪くなり、思いもよらない方向に進んでいることは疑いなかった。このまま

にしておいては絶対にまずい、とキャロルにはわかっていたが、にもかかわらず、心の

中はある意味平和だった。女陰に指を伸ばすとそこは濡れていた。この冒険が始まって

から、キャロルはいつも興奮しっぱなしに思えた。クリトリスを弄んで絶頂感を味わう

直前まで上り詰め、そして引き返えすと、キャロルはゆっくりと身体を起こし、玄関ま

で重い脚を運び、誰も見ていないことを確認してから、玄関の外にうずたかく積み上げ

られた、濡れそぼって臭いのする衣服を回収したのだった。ほっと一息ついたキャロル

は急いで着替えると、家事にいそしんだ。指定どおり手淫するためには余分な時間を

作らなければならないので、いつもよりテキパキ仕事をかたずける必要があった。

きっかり1時間後、キャロルは衣服を脱いで、指を使い、ちょうど時間通りにやめた。

デッキに出て1時間も日焼けするのは、あきれ果てるほど嫌だった。まるで露出狂だわ

とキャロルは思った。屋根の下で裸のまま家事をするのは全く落ち着かなかったし、

あっという間に手淫をする時間になるのだった。キャロルは身体の火照りをさます暇も

なく、しだいに絶頂の寸前で止めるのがむずかしくなってきた。ベッドに横たわっても

ミストレスの指示を守るためには睡眠は一時間ごとに中断された。口に出すのもためら

われるようなエロティックな夢にも悩まされ、ジョギング用の服装に着替えてもなお

その興奮はおさまるどころかますます燃え盛ったのだった。ジョギング中に「約束の」

時間を迎えたキャロルは、海岸のそばの公衆トイレで立ち止まった。



(ここで、こんなところで?)

キャロルは嫌悪感で身体が震える思いだったが、すでに準備ができている身体のおか。

げでわずかな時間そこにとどまるだけで足りた。肝心なところにわずかに触れるだけで

目的は達成できたのだった。帰宅するとただちにシャワーをあびて着替えてミストレス

を待つ・・・みんなはじめての体験だった。3日前には想像もつかなかった。羞恥の波

があとからあとから押し寄せてきたが、それもまた彼女の股間を濡らす原因となるの

だった

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★No title

どの瞬間から被支配者はpoint of noreturnをこえてしまうんでしょうか。歯止めが利かなくなっていくさまがものすごく気持ちがいいです。そしてうらやましいです。このまま取り返しのつかないような不可逆な改造(豊胸や刺青)まで行ってしまうのか、それとも踏みとどまるのか。すごく楽しみです。
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