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ナオミ物語 第4章 多彩な作品

小沼に加えて、谷は多くの監督の許でロマンポルノ作品に出演している。

『犯す』でメガホンをとった長谷部安春監督は「私は、彼女とは一度しか

一緒に仕事ができなかったことを残念に思っている。『犯す』で男性に

温室で犯される役を演じてもらったのだが、非常に短いシーンにもかか

わらず、圧倒的な存在感があったね 」とコメントしている。小原宏裕

監督作品には「幻想夫人図絵(1977)」『縄地獄(1978)』『檻の中の妖精

(1977)』などに出演したが、

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檻の中の妖精では、裕福な宝石商の妻ながら

サディスティックな日本軍憲兵にを拷問を受ける女性を見事に演じた。

西村昭五郎監督の黒薔薇夫人では、日活ロマンポルノSM映画を代表する

2つのシーンがある。一つは、口に漏斗をくわえされられて、大量の水

を強制的に飲まされて、腹が膨らむシーンである。谷は、こういう場合

撮影上のトリックが使われることが多いと指摘しつつ、自分の場合はそう

いうトリックを用いなかったと告白している。もう一つは. ブランディ

ーを大量に体内に流し込まれ、青白い肉体がアルコールに酔ったように赤く

変わるシーンである。この作品は the ultimate woman-as-an-object"

film.賞を受賞している。谷の最後の作品である縄と肌 (1979) も西村

監督の作品であり、団鬼六原作である。この作品には谷と人気を二分した

看板女優の宮下順子も出演している。谷のお別れパフォーマンスとして、

日活は、この批判的されがちなヤクザ路線の映画に例外的に高額な予算を

用意したのであった。

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