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哀れポン引き牧師の餌食 第4章 お二人様ご宿泊

運転席の助手席に座ってから                                  
「どのホテルに泊まるんだい?」と尋ねられ、彼女は
                                                   「ええと・・... ..エアポートエクスプレスホテル!」
                                                   とごく普通に答えた。クリスティンは、なぜ自分はこんなに素直に、この見知らぬ              男性と言葉を交わしているのか不思議に思った。まして初対面の自分に「女に                する」という下品な自己紹介をした男なのに・・自分の腕に男が手を重ねたとき、               クリステンは震え上がったが、なぜか拒否できなかった

この卑劣漢に、「美しい指輪をしているね」と言われたとき、今までのクリスティン             なら男の頬に平手打ちを浴びせるところだが、今回は心臓が狂ったように                  高鳴っただけで何をする気もおこらないのである。

「あんたの婚約者が指にこのキラキラ輝くダイヤモンドを滑らせたとき、あんたのもう            一方の手は婚約者の脚と脚の間をすべっていた、そうだろ?」                       ククリスティンは、消え入りそうな声で                                「はい!」                                              と答えた。震えながら彼女の手は、シンプソン氏の右脚にさわったが、それは単なる             偶然ではなかった、                                         「ああ、神さま、私は何をしているんでしょう?'」
クリスティンは、婚約者のマイクにすら数回しかしたことのないサービスを行おう              としていた。ズボン越しに男性自身に触り、それを絞りあげたのだ。

「ずいぶん男に飢えているみたいじゃねえか、ええ、ネエチャン。そんなにガツガツ              しなくてもすぐに本物にさわらせてやるぜ」

クリステンはこの卑劣な男の大胆さが信じられなかった、しかしその言葉を聞いて              もまだ彼女の手は、それを絞りあげ、硬さをや長さを予測する行為をやめようと               しないのだ。
エアポートエクスプレスホテルの駐車場に車が止まったとき、クリスティンは、               呆然とした状態でロビーまで進んでチェックインデスクにたどり着き、そこで、               シンプソン氏のいわれるままに申し出たのだった。                            

「大形のダブルベッドつきの見晴らしがいい部屋で一泊」                         費用はクレジットカードで彼女が支払った 
                                                   「失礼ですが、ご夫婦でいらしゃいますか?」                              女性係員がシンプソンの方にちらちら目線をやりながら答えた。一瞬口ごもる                クリスチンにかわって、シンプソン氏が答えた                             「いや、ただの友人だ。ただ非情に親密なだけ。それだけいえば十分だろ?」                シンプソン氏は意味ありげに受付の女性にウインクしていった。                      「失礼いたしました。どうか当ホテルの宿泊が素晴らしいものとなりますように」              女性職員は振り向いたシンプソンにウインクをしてみせ、カードキイを2枚渡した。

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