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女肉配給株式会社 第1章 到着

エレノアは、アメリカ合衆国のとある小さな中西都市の空港で、飛行機から
タラップを降りた。彼女はついに第一歩を踏み出したのだ。

彼女の受けた指示は現金と身分証明書、絶対必要な身の回りのものだけを持っ
てここに来ること、だった。キャッシュカードや携帯電話、などは持ってこない
ことがくどいくらい指示された。

 彼女はまた、到着ターミナルで、窓をほとんど黒く染めた灰色のダッジ・
キャラバンを探すように言われていた。飛行機から降りた彼女の目の前で、
車のドアが開いた・・まるで彼女がどんな恰好で来るかを知っていたかの
ようだった。名前を名乗ることは要求されず、彼女も名乗ろうとは思わな
かった。

021.jpg

手荷物がないため、乗り込みは大変スムーズに行き、乗りこむと同時にドア
は閉じてロックされた。「バタン」それは彼女が現実生活に決別し、完全な
奴隷生活に入ったことを象徴する重い音だった。乗り込んですぐ、彼女は
内部から外は見えるが、外から内部は見えないタイプであることに気がつ
いた。それは、最初に受けた命令を実行することに伴う緊張を少し和らげた

 客席とは障壁に隔てられているために姿の見えない運転手が命じたのは、
衣服をすべて脱いで、金と身分証明書の入った小さなバックに入れ、障壁
にアイテイルわずかな戸口からそれを手渡すこと、それが命令だった。

 彼女は言われた通りにしたが、飛行機から降りた乗客がたくさん車の脇
を歩いて空港からでていく行くので、万が一見られているのではないかと
不安な気持ちだった。彼女は完全に裸なのだ、万が一、アクシデントで
外から見られるような事態になっても、身を隠すことのできるものは何も
車中にはなかったのだ。

バンが高速道路に入ったとき、彼女は障壁の戸口から押し出されたディルド
を女陰に入れるように命じられた。同時に耳おおいのついた目隠しを装着す
るようにも命令された。躊躇なく命令に従った彼女は完全な暗闇と静寂な
世界に入ったのだった。残されたわずかな自由の一部も失われ、彼女は今や
動く「牢獄」にいたのだった。

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