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Long and winding road 第3章 蜜月の終焉

メイドは手に銀のトレイささげながら戻ってきた。そして、背が高い、

グラス一杯にそそがれた冷たく冷えたレモネードを配ったのだ。

Stevens氏は、ジョンの目がメイドの首に巻かれた黒いビロード製襟に

ぶらさがっている小さな黄金色の南京錠に釘ずけになっていることに

気がついた。ちゃめっ気のあるかすかな笑顔が男性の顔に浮かんだ。


「彼女は非常に美しい、そう思うでしょ?。私のお気に入りのかわいい

奴隷です。とてもエキゾチックだ・・・。ロックはもちろんの隷属の象徴

で、彼女のマスターなしの人生を想像することができなくなっているん

です。そうだよな、お前」

メイドは初めて口を開いた。

"はい、マスター。 ホストであるStevens氏は彼女を追い払って他のゲストに

手を振った

「彼女ひとりだけが特別というわけではないんです。もうおわかりでしょうが、

友人たちは私と共通の性癖をもっているんですよ」そこでジョンとメアリーは

客たちの間にまじって同じような南京錠つきカラーをつけているメイドたちが

いることに気ついた。


ジョンとメアリーは失望した。ジョンはホストにグラスを渡すと吐き

棄てるように言った。

「もうたくさんです。これでお暇することにします。あなた方はみんな
病的な変態だ。行こう、メアリー」

彼は婚約者の腕をとり、出口のドアに向かった。

客はみな2人らの行動に気がついていたが、何もいわず

黙って見ているだけだった。。


「まあそんなに急がなくたっていいではありませんか、お若いの。」

男は、きびしい命令口調でいった。ジョンは振り向いた

「どうやらあなた方には少し学んでいただく必要がありそうだ。

私の家にいながら、来て早々私と客たちにあんた無礼な口をきくとは・・」

ジョンは鼻を鳴らして嫌悪感と露わにし、振り向いた。男は、突然指を

鳴らした。若いカップルは突然後ろから太い腕で掴まれた

メアリーは恐怖で悲鳴をあげたが、黒人の従僕が彼女の口に手を叩くと。

彼女の手首を掴んでねじ上げ背中に固定した。ジョンは激しく抵抗したが

2人頑丈な従僕が相手では勝ち目はなかった、彼が降伏したあとマスターが

近ずいてきた。

「もう少し長い間私のおもてなしを楽しんでくれると思ったのだがね。」

せっかくゆっくりと時間をかけて真実の世界にご招待しようと思っていた

のにあなたの独善的な偽善が私を怒らせてしまった。もうこれでおしま

いだ。」


ジョンが恐怖を隠くそうと怒鳴ったが、その声は震えていた。

「気違いか、あんたは。ここに僕たちを囚人か何かのように閉じ込めようっ

 たってそうはいかないぞ」。

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