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女肉配給株式会社 第20章 1日の終わり

彼らが戻ってきたのはほとんどあたりが暗くなってからだった。
犬の精の味を払拭するために、Cindi には飲み物が与えられた。
そして、彼女の仕事のうちの1つは、マスターがかわいがっている犬(ディック)
をよろこばせることだと教えられた。

彼女は、パティオで飲み物をあたえられたあと、(それは彼女がその日
始めて行った普通のことだった)付き添われて部屋に戻り入浴するように言わ
れた。犬の精が胃から突き上げてくるようでその夜は夕食をたべられそうにな
かった。
犬を相手にして自分の身体が穢れきってしまったと感じていたので、なにより
もシャワーがありがたかった。ようやく人間らしい感情を少し取り戻し、浴室
から出てきたCindiをむかえたのはジョージだった。当然身体をふき取らせて
もらえると思っていた予想を裏切って彼はベッドにつれていき、ここで乾かす
のだといった。
彼が何を言っているのかCindiにはよくわからなかったが、ベッドの上に立つよ
うに命じられた彼女の目の前にフックが天井から下りてきた。そこに装着され
ている皮製の手枷に手首が固定され、Cindiは頭上高く腕を上げた格好になった。
ジョージは鎖をひいて身体が2フィートあまりベッドから離れるように滑車を
固定したのだ。滑車の動きは機械で操作できるようになっており、2時間で
自動的にベッドまで降ろされるようにタイマーがセットされたのだった。

彼女の身体からは雫が滴った。まるで肉屋の奥に並ぶ肉の塊りのようだった。
0234.jpg

ジョージは再びカメラをとりにもどり、数枚の写真を撮ったあと、明りを消し
て立ち去った。確かに2時間後、ゆっくりとCindiはベッドに降りられた。
しかし、手は依然として固定されたままだった。これでは熟睡することなど
不可能だ。

(これが奴隷の一日ってわけ?)
泣きたい気持ちよりも、肉体的疲労感の方がわずかに上回った・・Cindiはゆっく
りと眠りについたのだった。

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