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Long and winding road 第7章 JOHNの場合(その1)

2人の口を利かないゴリラ男に連れさられながら私は打ちのめされていた
他の男たちがメアリーを連れていったとき、私は血が逆流するような思いだった。
しかし、私ができたのは大声をあげて彼女に思いをつげることだけだった。

「勇気を出すんだハニー!、僕が君を愛しているのを忘れないでくれ!」

彼女は男たちにひきずられながら角を曲がるとき、私の眼をしっかりみつめて
くれた。私は、これらの奇人たちの素状について後で知ることになる。
基本的に、彼らは倒錯した性のゲームをするのがとにかく好きな集団だった。

ロバート・スティーヴンズは、非常に裕福な男性だった。
半ば退職しており、彼には彼の趣味を同じくする友人たちとのネットワーク
に捧げる時間と財産があったた。サディズム/マゾヒズムは彼らのゲームの
中でで大きな位置を占めていたが、彼ら全員基本的にサディストだった。
奴隷たちははもちろんグループのメンバーとは考えられていなかった。
彼らは単なるおもちゃだった。

2人の男性使用人は、地下の特別室に私を降ろした。
彼らが灯りをつけたとき、私は怪しい地下牢のような装備を見た。
彼らは私の手首に重い革枷をはめ、それに重い鎖をつなぎ、高い天井から
さがっているフックに付けた。自由にしてくれという私の嘆願は、もちろん
冷たく無視された。無言の彼等が返事の替わりに行ったのは赤いゴム
ボール・ギャグを口いっぱいに押しつけること、そしてボールについた
紐を頭の後できつくと締めておくことだった。
 1人は最も近い壁まで歩き、天井フックから垂れ下がる鎖を滑車のよう
な装置につないだ、そしてクランクを回し始めると、私の足はゆっくりと
床から離れたので、私はすくみ上がった。全体重は、手首と肩にかかって
いたので、激痛が走った。

 1人の男が飛び出しナイフを取り出したので、私は凍りついた。その男は
ゆっくりと私に接ずいてきたので、私は恐怖に襲われて身体をそらそうと
したが、ぐるぐると回っただけだった。
 しかし、彼がそのナイフを使ったのは私のすべての服をカットするため
だった。2人の見知らぬ黒人の前で天井から裸形で吊るされていることには
虫唾が走ったが、とりあえず私は一安心した。

 もう一人の男は地下牢の隅の小型冷蔵庫を開け、小さな金属ケースを取り
出した。それをあけると皮下注射器が見えた。

「まさか、これを?」

男は慎重に得体の知れない透明な液体を小びんから注いだ。気泡を取り除く
ために、注射器を軽くたたいた。
いったい何だったのか?
彼が手際よくそれを私の腰に刺し、薬を注射した。抵抗するも何もそれは
一瞬のでき事だった。そして、私は意識を失った。

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