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女奴隷教授カリン 第40章 自己嫌悪

手術後に鏡を見たカリンは戸惑いを隠せなかった

(これが、わたし?)

308.jpg


乳房は元の2倍に膨れ上がっていた。その大きさでも自然に垂れ下がること

はなく、左右対称に人工的な丸さを保っている。そして乳首には以前より

一回り太いリングが装着されているのだ。まるで何かバッグをかかえている

ような重い感触が肩から胸にかけてカリンを苦しめた。

 それに加えて手を触れたときの人工的な感触がカリンを嫌悪させた。

(こんな胸を夫には触らせられないわ・・・第一明日からどんな格好をして

 大学に往ったらいいのか・・・これから一生こういう思いをして過ごす

 のかしら?)

カリンの絶望とは反対に、執刀した女医とLuは、素晴らしいできに満足した

ようだった。

「疑いもなく私の最高傑作だわ・・材料費も最高級素材を惜しげもなく投入

 したから、この位が相場だわ。」

渡された請求書を見てカリンは怒るより蒼ざめた。しかし、彼女には言われた

通り、(手術の結果は自分の希望以上であり、心から満足しており、請求額は

妥当である)と書かれた書類にサインするしかなかった。

店に飾るからと何枚も写真をとられ、勝手に書かれた感想を

読み上げさせられたりしたので、帰宅時間はだいぶ遅くなってしまい、疲れ

果てたカリンはそのままベッドに直行したのだった。


 翌日、胸がうずく感じに目を覚ましたカリンは昨日の悪夢が現実だという

ことを思い出して涙が出てきた。幸い、痛みがそれほどではないのが救いだった

メールをチェックしたカリンは言われた通りにマイクロミニスカートに、腿の

高さしかないガーターつきストッキングを穿き、娼婦が好んで身につけるような

ヒールが高いサンダル靴を履いた。もちろんパンティを穿くことは許されなかった。

309.jpg


上半身はさらに問題だった薄いブラウスに粗いメッシュのカーディガンを羽織った

だけで、しかも上から3番目までのボタンはあらかじめ鋏みで取り去っておけ、

というのがエリザベスの命令だった。いかにもシリコンを入れて大きくしました

という胸の不自然な丸い膨らみと、乳首のリングが明らかだった。コートを着る

ことは 許されず、どこから見ても朝大学に出勤する女性教授にふさわしい格好

ではなく、これから男をあさりに夜の歓楽街に繰り出す娼婦の姿だった。公衆の

面前にそのようなしどけない姿をさらさねばならなかったのだ。玄関を出る前

に全身を鏡にさらしたカリンは病欠の電話をかけようかと真剣に考えたが、その

結果がどんなひどいことになるかは明らかだったので、とにかく講義だけしたら

さっさと帰ろうと心に決めて通勤した。

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