2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

リサの転落 第16章

せめてシャワーを浴びさせてもらえるというリサの期待はあっさりと

裏切られた。それどころか顔を手で拭うことも許されず、ハナコは自分のカード

で会計を済ますよう命じると、さっさと店をあとにして駐車場に向ったのだった。

血の滲んだ乳首がブラウスを通してはっきりわかる惨めな姿に、一刻も早く店

を出たかったリサだったが、示された料金があまりにも高額だったので思わず明細

を尋ねた。会計係りの女性は軽蔑な眼差しを隠さず、眼鏡を突き出すようにして言った。

「特殊メークアップ料金も含めた請求よ、何か文句がある?」

0103003.jpg


リサはしぶしぶサインをせざるを得なかった。車に帰ったリサにハナコは顔を拭う

ことを許可し、さらに化粧をし直すように命じた。

「これから、パメラさんの親友のところにお邪魔するのよ。わかってると思うけど、

 なんでも言われた通りにすることね」

(どうせうんと酷いことをされるに決まっているわ)

 リサは何もかも諦めきった心境だった。

目的の家まで10分あまりの間に麻酔が切れたのか、乳首やクリトリス、陰唇にズキ

ズキとする痛みを感じるようになっていた。瀟洒な邸宅の駐車場に止めた車からまず

ハナコが降り、続いてリサが出た。庭を横切って玄関に立ったとき、中から出てきた

のはスーザンと名乗る60歳前後の女性だった。少し肥満気味であるが、上品な服を

着こなしているその姿と比べ、リサは自分の姿を大変恥ずかしく思った。ハナコから

首輪に伸びる紐を受け取ると、スーザンはリサにぐるっと廻ってみせるように命じた。

「パメラからあなたはとっても綺麗な引き締まった身体をしていると聞いたけど、実

 物はそれ以上ね。来ていただいて嬉しいわ、リサ」

「ありがとうございます、奥様。」

 リサは口ごもった。

 そんなに硬くならないでとスーザンはリサに言い、ついて来るように命じて広間に

 やってきた。ソファに腰掛けたスーザンは頭の後ろで手を組むようにリサに命じた。

「もっと、もっと胸を張って」

 命じられるままに肩を動かしたリサは、ピアスを装着された乳首がシャツで摺れて、

奇妙だが官能的な感覚をもたらすことに気がついた。

「廻ってみせて」

命じられた通りにしてみせたリサの肉体を、またもやスーザンは賞賛した。ほめられて

はいるもののまるで厳格な女教師の前にたたされた不良女子学生のようだとリサは感じ

ていた。

「じゃあ犬みたいに四つんばいになりなさい」

とスーザンは命じた。

 短いなんてものではないスカートからは中身が丸見えだろうとリサは羞恥で顔を赤く

したが指示に従った。

「いいわ、とっても。もうすぐお友達がくるんだけど、みんなにもそうしてみせて頂戴。

 でもその前にシャワーを浴びて髪をなんとかしないとね・・多分精液だろうけど、べっと

 りしてるわよ、あなたの髪。それにとっても臭うわ、あなたの身体。」

リサはみるみる顔が上気していくのを感じた・・そうだわ、当然よ!なんて恥ずかしい・・
 

Trackback

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Comment

プロフィール

山々田花子

Author:山々田花子
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード