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リサの転落 終章

「さあ、それじゃそろそろはじめましょう、痩身エステを」

リサはようやく手の縛めを解かれ、ベッドに連れて行かれた。

リサを待っていたのは特殊な痩身用機械だった。

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弱い電気刺激により筋肉運動をさせてくれるその機械は全身のツボや

筋肉の20箇所にもパットをつけてツボを刺激して筋肉運動をさせる

タイプだった。その際の振動は8種類あり時には弱く長く、次は強く短く、

とさまざまな振動により筋肉の刺激を行うのだった。

「普通は弱いところから始めるのだけれど、あなたは最強からでいいわ

 ね。それと陰唇にも刺激をサービスしてあげるわ」

ジェリーは助手に命じてパットを全身に装着させた。

「このくらいなら耐えられるかも」

と楽観したのは最初の数秒だけで、その後は振動が急に強くなったので、

リサは声をこらえることができなかった。本来は30分弱で終了するのを

80分も連続して受けたリサは、終了後はぐったりして寝返りも打てない

くらいだった。その上脂肪を燃焼させるのだから当たり前だが大量の発汗

のため、シーツがぐっしょり濡れるくらいだった。

「熱いでしょう?少しリラックスした方がいいわ。特別サービスよ」

「いえ、もう沢山ですわ」

「なにをいっているの。お楽しみはこれからじゃないの」

助手が少し大形の瓶から取り出したのは、なんと蛇だった。

「冷湿布みたいでしょ。噛むことはまずないし、この子たちは毒をもっ

ていないので安心よ。それに、慣れておいた方がいいわよね。いずれ舞台で

共演するのだから・・・」

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「え、なんですって?」

「あら、聞いてないの?ピアスと蛇を売り物にして、ストリップショーを

 させるんだって聞いているわよ。」

「ああ、そんな・・」

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「慣れれば可愛いものよ。今に、いつもいっしょにいないと寂しくて寂しくてたまらなくなるわよ

0110001.jpg


それに舞台で踊ればダイエットにもなるし、今日の

 効果が持続するわ、きっと」

リサは身体を這い回る蛇の冷たい感触を感じながら、いよいよ取り返しがつ

かない情況に自分が追い込まれていることを悟り、暗然となった。

「でもこれはほんの始まりにすぎないのだわ、きっと」

リサは絶望感の一方、今度は何をされるのかという期待感がほんのわずか交

じっていることを自覚し、自己嫌悪と陶酔の入り混じった複雑な思いに身を

震わせるたのだった。

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