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女性支店長の新たなる出発 第7章

レダは明け方ちかくわずかにまどろんだだけで、何時もの時間にベッドから

起き上がり冷たいシャワーを浴びて化粧をした。居間のテーブルに、自分へ

0111002.jpg


のメッセージ

「おそくまでご苦労様です。私も遅かったけれどママも大変ね。悪いけれど

 今日は午後までフリーなので起こさないでください。体に気をつけてね
 
                    親愛なるママへ ティナより」

を発見したとき、レダは思わず涙を流した。そして娘が彼女の部屋で捜し

ものなどしないことを祈りながら自分のベッドの下に、恥かしい縮れ毛と

パンティのはいった紙袋をおいたのだった。

レダは木曜日は赤いドレスを着ると決めていた。クラブDでみた、赤い服の

女性のことは気になったが、そのために習慣を変えたくなかったのだ。自家

用車がないため、10年ぶりでバスと地下鉄を利用したレダは慣れない通勤に

疲れ果ててオフィスに到着した。一番当惑したのはブラックミストレスに良く

似た女性に見つめられたこと、そしてそれだけで股間が潤むのを自覚したこと

だった。誰にも一言もいわず支店長室に直行した彼女だったが、最初の書類に

眼を通しているときに携帯電話がかかってきた。

「どうしてオフィスにいるのに携帯電話がかかるのかしら?携帯の番号は娘に

 しか教えていないはずなのに。あ、まさか・・・」

0111003.jpg


電話に出たのは昨日プリンセスブラックに弄ばれていた若い白人女性だった。

「5分で銀行につくわ。お会いしてお話がしたいの」

「あ、あなたね― オフィスであなたと話すことはないわよ」

「あなたになくてもこっちにはあるのよ。私はダイアモンドってなのるから、

 準備をしておいてね」

 レダは秘書に電話をかけ、ダイアモンドと名乗る女性が尋ねてくるので支店

 長室に通して欲しいといった。

「はい、ダイアモンド様ですか?姓とミドルネームは?」

「ともかく、ダイアモンドと名乗る女性が着たら通して・・詳しいことはあとで

 説明するから」

レダには彼女の正体も、ここに来る目的も分からなかった。

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