2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

女性支店長の新たなる出発 第8章

ありがとう、ご配慮には感謝するわ、支店長さん。なぜ私がここにいるか、

ご不審でしょうけどミストレスが私にそう命じたから、といえばわかって

いただけるかしら?」

2010-hot-curly-hairstyle2.jpg


レダは舌足らずのブロンド娘の言い分に不肖不精にうなずいた

ダイアモンドは無遠慮に部屋を歩きながら、死角の少ない角に、かかえ

てきたかばんを置いた。かばんの外側のジッパーをひくと、そこには筒状

の望遠鏡のようなものがでてきた。ダイアモンドはもう一つのかばんを

テーブルにおくと、椅子に深く腰掛け、煙草を取り出した。

「灰皿はないの?」

「私もすわないし、こんなところで煙草をすう人はいないわ」

レダの言葉にこめられた感情の高ぶりをかわすように、若い娘は

「あらそう・・残念ね。」

というと、かばんからビールの缶を取り出して、一気に飲み干し、

煙に火をつけるとその飲み口の孔に煙草の灰を落としたのだった。

0111004.jpg


 しだいにイライラする感情を隠せないレダの表情を楽しむように

ダイアモンドはいった。

「あなたの秘書に言って ― あなたの呼び出しがあるまでだれも

部屋にいれないようにって」。

レダはしぶしぶダイアモンドの指示に従ったが、つぎの言葉に

仰天した。

「今着ている服をぬいで、下着も全部よ。」

「何をいっているの?ここはクラブDじゃなくて私のオフィスよ。

 こんなところでそんな真似ができるわけないじゃない」

「よくわかっているつもりよ。ここがあなたのオフィスだからそう

いっているの。もう一度だけいうわよ。
 
今着ている服を脱いで、下着も全部」

Trackback

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Comment

プロフィール

山々田花子

Author:山々田花子
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード