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女性支店長の新たなる出発 18章

あれがティナだとするととすると一緒にいる女性たちは彼女の同級生に

違いなかった。思わず金きり声をあげたレダだったが、ティナと同級生

たちにとっても生涯で始めて見るインパクトの強い光景であることは間

違いなかった。

「なによあれ、気でも狂ったの?」

「多分アダルト映画の撮影じゃない?顔でも写ったら大変。近寄らない

方がいいと思うわ。」

自分たちの言葉が、半裸の女をひどく傷つけているのは確かだったが、

ティナにとって驚きだったのは大柄の黒人女性と、白人女性が、何も

なかったようにひたすらサラダを食べていることだった。

 騒ぎは次第に大きくなり、ついに支配人と思しき男性が登場した。

「お客様、他の方にもご迷惑になりますのでご遠慮いただけませんか?」

男性支配人は最初からテーブルの上に半裸で震えている女性を無視し

て黒人女性に話しかけた。まるで、すべては黒人女性の差し金である

ことはお見通しだとでも言うように・・・・

 黒人女性もそれが当然とでもいうように振舞った。

「わかったわ。サラダもすっかり頂いたのでそろそろ退散しようと

 思っていたところなのただ、この娘がご覧の通り粗相をしてしまって、

 まだ何も飲んだり食べていないのよ・・・

 ジンジャーエールの残りをいただいたらすぐに退散するわ」

 男性はまだむっとしていたが、黒人女性が彼の上着のポケットに

なにやら押し込むと(ーおそらく相当高額な紙幣だろうとティナは考えた)

うんざりした顔で厨房に消えて行った

「さあ、残りの2本を全部飲み干すのよ、急いで」

 黒人女性はいった。裸の女性は泣きながら、訴え続けるのだった

「無理です、ミストレス。さっきから催してきてしまって・・」

bacterialvagina.jpg


「なにをいっているの、もったいないじゃない。それとも残りも頭から

 浴びせかけて欲しい?」

 女性は沈黙し、決意したように瓶を掴むと直接ジンジャーエールを飲み、

最初と同様犬のように四つんばいになりながら、黒人女性のあとを追う

ように店外へ出て行った

「世の中いろんな人がいるわね。」

「そうね、あの、悪いんだけど、私の分も注文しておいてくれない?

ちょっと気になることがあるの。」

「気になることってティナ、あんな女たちほっておきなさいよ。」

 同級生の制止を振り切って店外へ出たティナは、一行が、車にのりこむ

光景をみた。それはレダの愛車と同じタイプだった。

「まさか・・あの車は人気車だし、他人のそら似ってこともあるわよね」

ティナは独り言をつぶやいた。

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