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女性支店長の新たなる出発第32章

瞬く間に、興奮した男性客がボールにむかってコックを擦りはじめた。中には

ビールを一気飲みしたあとで黄色い排泄液を流し込む客もいて、たちまち世にも

おぞましい特別メニューが完成した。

ダイアモンドはレダの手をテーブルの脚に縛りつけて逃げられないようにした上で、

ボールの中身をすべて平らげるように命じた。

やむなく口を近ずけたレダはたちのぼる激しい臭気に嘔吐をこらえるのがやっとだっ

た。ミストレスはそれを無視して髪の毛をつかむと、哀れな女性支店長の顔をボール

の中身に押し付けたのだった。レダがやむなく犬のように舌をつかって中身を少し

ずつのみこみはじめた。その様子をみていたミストレスとダイアモンドは嘲るよう

な調子でいった

「よほどお腹が空いていたのね。こんなものを口にするなんて・・」

「こんどあなたの優秀な秘書を誘うといいわ・・ふだん口にしたくてもできない

 高級料理だって・・・・」

秘書という言葉で現実にひき戻されたレダは、昼休みがとっくに終了したことに気が

ついた。

「も、もう帰らなければ・・・」

「なんだって?その格好で銀行に帰るつもりかい?」

確かにその通りだった。全身は汗みどろで傷だらけ、くしゃくしゃな髪と汚れた顔は

隠しようがない。唯一救いなのは、この店に入る前にブラウスとスカートを脱いでお

いたことだった。

 「あ、あの、服は?」

 ようやく口にした言葉はあっさりと無視された。

「馬鹿だね、秘書に電話をして、今日はもう帰ると告げる方が先だろ?」

 ミストレスの指示は、この情況では極めて適切だと思われ、レダはそれに従った。

レダのカードで昼食の会計をすましたミストレスに両乳首につながれた鎖をひっぱられ

るようにして外に出たレダは、ボンネットの上に置いたはずの衣服が跡形もなく消えて

いるのに気がついて愕然とした。

「ふ、服がありません」

「なんだって?こんな場末のレストランの駐車場にとめた車のボンネットにただ置いた

だけの服がいつまでそのままあると思うあんたのお目出度い頭の中身が不思議だよ・・

風にとばされたか、だれかが失敬していったか、どっちかに決まってるだろう?」

こうしてレダはパンティ一枚を身についてだけの惨めな姿で、車に乗り込んだのだった。

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