2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

女性支店長の新たなる出発 第33章

途中ミストレスの自宅に立ち寄ったレダはようやくシャワーを浴びることを許された。

24065038.jpg

そしてぴちぴちのホットパンツと、対照的にサイズの大きいブラウスを着るようにレダ

に命じた。ブラウスにはボタンが一組した付けられておらず、胸がようやく隠れるだけの

代物だった。再び車に乗せられたレダは、ダウンタウンのあまりたちのよくない一角に

立つ古めかしいホテルの前で下ろされ、そこで街娼になるように命じられたのである。

「で、できませんわ、そんなこと」

「いいわよ、あんたがそのつもりならお嬢さんに一切をぶちまけて、替わりになっても

らうだけだから。そっちの方がくたびれかかったあんたの身体を売るよりずっと稼ぎに

なるに決まってるわ。」

「娘には、娘には関係のないことです。お願いだから巻きこまないで」

「そういうと思ったわ。そうねえ、年齢を考えても一回100$がせいぜいね。だから

1000$よ、一晩で1000$稼げたなら娘には手出ししないわ。でもそれ以下なら明日

の夜には娘もあなたと同様街角に立つことになるのよ。部屋を使うなら3回のFよ、

ファックのFだからね・・・」

 車が立ち去るのをレダは呆然とみつめていた。まさか車が建物を曲がったとこ

ろで停車するとは想像もしなかった。

 「1000$になにか思い入れがあるようですね、ミストレス。」

 ダイアモンドが尋ねた。

 「ふふん、あんたには何にも隠せないんだね。そう、わずか1000$の借金のために、

私たちは住んでいた家を追い出されたのさ・・・父親はとっくに私たちを見捨ててい

なかった。私はハイスクールを中退せざるを得ず、母親は心労のためにアルコール中毒

になって悲惨な最後を遂げた・・・私はなにがあっても銀行を許せないんだ」

「失礼しました、ミストレス、余計なことを申し上げて・・」

 ダイアモンドは密かにレダを撮影すべくビデオカメラを手に車外に出ていったの

だった。

Trackback

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Comment

プロフィール

山々田花子

Author:山々田花子
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード